9月30日に令和2年の電子帳簿保存法の申請受付が終わったのですが、自分なりに調べて分かったことを書き留めておこうと思います。
電子帳簿保存法とは、帳簿や書類を電子データとして保存することを認めた法律になります。
帳簿とは、仕訳帳や総勘定元帳をさし、書類は貸借対照表や損益計算書、請求書や領収書といったものになります。
電子帳簿保存法の存在は知っていましたが、つい先日まであまり気にしていなかったです。というのも、専用のソフトウェアが必要とか、スキャナも特別なものにしなきゃいけないとかいう話も聞いていたのと、青色申告による65万円の控除を得る条件としてe-Taxによる申告さえすれば、わざわざ電子帳簿保存法の申請をしなくてもいいということが分かっていたからです。
たまたまカレッジ卒業生LINEにて、電子帳簿保存法の話があったタイミングで、少し気になり始めたって感じです。
電子帳簿保存法によるメリットと言えば、紙での保管をしなくてもいいこと。電子データで保存すればいいのですから、保管が楽になります。(バックアップとかはしないといけないと思いますが)
ただ、どのように記録したり保存したりしたデータが電子帳簿保存法に適用できるのかが、いまいちわかりません。特に仕訳帳や総勘定元帳といったデータは、私の場合、エクセルで作っているのですが、いろいろ調べてみると会計ソフトごとに電子帳簿保存法に適用している、していないと分かれていることが分かり、じゃあ、エクセルで作ったデータなんて、適用していない可能性があるだろうなぁと思うのです。
※まだ調査中ですが、エクセルでも申請可能だとするブログもあったので税務署で一度確認してみたいと思います。
※※国税庁のHPにある申請書類を確認したら、データの削除や訂正の記録を自動的に行えるものや、検索が出来るモノでないとダメな感じがします。
[手続名]国税関係帳簿の電磁的記録等による保存等の承認申請|国税庁
【記載例】https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/pdf/1-1_kisairei.pdf
国税庁のHPにある申請書類を確認すると領収書をスキャナで保存する場合も、検索が出来るような感じで保存しなければいけない感じもします。
[手続名]国税関係書類の電磁的記録によるスキャナ保存の承認申請|国税庁
【記載例】https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/pdf/3-1_kisairei.pdf
最後に、私が今使っているエクセルの大元の書式は、【エクセル複式簿記家計簿「運命」】というフリーテンプレートをベースにしています。興味のある方は下からダウンロードしてみてください。(連絡先のコメント欄が見当たらなかったので勝手にリンクを張っています。ごめんなさい。)
エクセル複式簿記家計簿「運命」(フリーテンプレート) - 運命って自分の中から見つけるもんだろ
複式簿記の知識と、エクセルの関数の知識が多少なりとも必要ですが、使うと簿記の勉強にもなります。
私はこのテンプレートに挿入、削除機能を付けたり、年次処理や月ごとの科目別グラフを出力したりしています。(VBAやピボットテーブルなど)
それでは。