ずーっと放置していたスイカの着果棒の片づけをようやく始めました。
収穫時の着果棒回収と同時に片付けるというのも考えたのですが、途中でグダグダになったので、回収した着果棒は片付けずに隅っこにかためておいていたのです。
今回のスイカで、品質的に問題となったのが着果棒の見間違えによる誤収穫。白色の着果棒と黄色の着果棒の見分けが分からなくなったのです。しかも悪いことに、白色と黄色の着果棒の日数の間隔が1週間以上離れていたので、早く収穫してしまったスイカは切ってみると中は白っぽい。JAの指導員の方にNGなスイカを選別してもらい、何とか出荷することが出来ましたが、本来ならば出荷停止処分になるところです。
そういったこともあり、着果棒の片づけは色間違いが起きそうなものがないか、もう一度確認するために、作業が落ち着くころまで放置していたのもあります。
黄色の着果棒は、日の光などによる劣化で色があせると白っぽくなるようです。また赤色の着果棒も、徐々に色があせてくると色が薄くなって最後は白っぽくなる感じがします。来年のスイカで誤収穫の発生を防ぐには、白色の着果棒は使わないようにする必要がありますが、着果棒の色数が少ないので、白色を使っても誤収穫が起きにくいような使い方を考えなければいけません。
色があせて白なのか黄色なのか分からない着果棒は、別の色に塗り替えることにします。それと出来たら色による管理ではない方法が取れないかなぁと考えています。色による管理ですと、色ごとに着果棒の在庫を持つ必要があるので、スペースが余分に必要となります。また色褪せが今後も起きる可能性があるので、メンテナンスも大変です。
それでは。