安値補填の負担金の計算が出来るようにしようと、頑張ってみました。(笑)
今回のスイカの負担金は、42,398円。負担金額が変わる要素としては、予測出荷量。
計算式は、以下の通り
負担金額=造成単価×予測出荷量×造成負担率×自己負担率
スイカの造成単価等決まっている値を入れていくと、こんな感じ。
42,398円=23.46円×予測出荷量×100%×1/9
出荷量が不明なんですね。で、上の式から予測出荷量を出してみると・・・
予測出荷量=16,265Kg
16tぐらい?はて?そんなに出荷しただろうか?
今年のスイカは2反ほどだったので、スイカの平均的な反収は約4t。つまり2反であればだいたい8t前後の収量となるはず。つまり、実際に出した出荷量で計算していない可能性がありますね。だから「予測出荷量」となっているのか。
じゃあ、予測数量の16tはどこから来たのかというと・・・多分ですが、坂井市に提出した経営計画から出したのではなかろうかと。計画では5反作付けする形で、80%の収量があがると計算すると、16tスイカがとれるとして提出しています。
とすると、予測出荷量が16,000Kgとなるのですが、ちょっと端数が出てますね。
これはたぶん自己負担率が1/9ではなくて、1/9+端数って感じじゃないかなぁと思うのです。負担金は県やJAも出してくれているのですが、県やJAが負担する額の1,000円未満の端数は自己負担になるのではないかと。今までの補助金の計算も1,000円未満の端数は切捨てられて自己負担になっていましたから。
スイカだけですが、負担金から予測出荷量を出すファイルを作っていますので、欲しい人はどうぞ。
安値補填負担金から出荷量を出す_スイカ.xlsx - Google ドライブ
ただし、初年目だけです。2年目以降は積立金があるので、積立金を考慮した形で計算する必要があります。(作ってもいいけど、また今度。)
ここまで計算出来たら、来年の負担金額がどれくらいになりそうかは計算できそうです。
それでは。