ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

独立就農のいいところ

サラリーマンを辞めて就農したことで、大きく考え方が変わったのが、嫌だったら逃げたらいいやんっていう考え方が少しずつ出来るようになったこと。まぁ、まだ理性というか、変な考えでしがみつく事があるのだけど、それでもだいぶ自由に生きている感じがするようになったなぁって。

 

昔は会社を辞めることで収入が無くなって生活出来なくなるんじゃないかって、妙な恐怖を感じたけど、子会社に出向して昼夜勤フル残業、帰ってきたらいきなり常昼定時という仕打ちを受けて、(住民税がむちゃくちゃ増えたので)手取り給料が12万円/月になった時には、えっ?正社員として働いているのに生活出来ない状態になるなんてどういうこと?って混乱しました。

 

そのことがきっかけに、ある程度収入が少ない状態でも生活できるように少しずつ生活スタイルを変えていきました。あの経験は本当に良かった。ある時、上司に「私、役職に就けますかね?」と聞いて「無理だね」の一言で、会社を辞める決意が出来たのも良かったなぁって思います(期待していない割には辞める前に「やなさんしか出来ないから、これやっといて」っていろいろ言われましたが、「わかりましたー」と返事しながら、全くやらなかったのは結構笑える話だなって。)。自分の裁量外で生活が苦しくなってしまうのは、もうコリゴリです。

 

まぁ、その話はこのあたりで置いといて。

 

独立就農だけでなく、自営業やフリーランスのいい所って、自分の裁量権がサラリーマンよりも多いこと。いろんなことを自分で決められます。もちろんその結果もダイレクトに跳ね返ってきますが、いい方向にするのも悪くするのも自分自身なので、納得感はあります。

 

やっぱ、他人に管理されるっていうのは大変ですよ。厳密にいえば、独立就農や自営業、フリーランスも他人(利害関係者)に管理されているのですけどね。サラリーマンよりは、自分で決められることが多いし、自分で変えられることが多いということです。

 

それでは。