昨日でようやく梨の誘引が一通り終わりました。今日は漏れがないかチェックしながら、誘引中に枝を落とした切り口に薬を塗っていきます。
さて、オンライン交流会の話の続きです。
6クラブの発表について、一つだけ気になるクラブがありました。他のクラブでは主に地域での活動(作物を作ったり、直売所で販売したり、福祉施設への慰問等)がメインだったのですが、そのクラブは「農業経営のデジタル化」という取り組みをしていました。
「農業経営のデジタル化」っていろいろあると思うのですが、小さい所では日々の入出金管理等の記帳をパソコンやスマートフォンで行うって感じになるでしょうか。それも立派なデジタル化と言えるでしょうし。
何故気になったかというと、この取り組みは、すべての農家さんの助けになるかもしれないというところです。個人経営でやっている農家さんは、経理や事務員なんて雇っていないところがほとんどでしょうから、事務作業は自分でやらなければいけない感じになっていると思います。そういったところに、事務作業が効率化できるようなデジタル化が出来れば、便利になるんじゃないかと思うのです。
もちろんデジタル化は効率化だけでなく、データの蓄積による分析および予測といったこともできるでしょうし、見える化をすることで仲間との技術研鑽やステークホルダーへの安定した経営のアピールにもなってくると思います。
取組を行っていたのは、福井地区の「高志みどりくらぶ」というところです。たぶん4Hクラブの一つなので、40歳未満の人でその地区にいれば入れるんじゃないかな?まぁ、地区や年齢とか関係なく、取り組んでほしいなぁって思ったりはしますけど。
それでは。