ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

コントロール可能なのかどうかで作業を決める

雨前に、梨畑の施肥と畑の耕うんを行いました。
畑の耕うんは、堆肥無しで粗起こしといった感じ。実は大根収穫後、畝を崩していなかったんですね。で、耕うんの仕方が下手なので、畝があっては一発で平らに出来ないだろうと思って、雨前に耕うんしちゃいました。本当はもう少し乾かしてから耕うんした方が良いと言われていたのですが、ここんところ雨予報がコロコロ変わるので、出来るときにやってしまいたいなと。

 

耕うんしているときに、畑の隅で梨の枝や柿の木の枝などを燃やしていました。すると、犬の散歩をしていたおじさんに「そんだけ梨の枝があるんだったら、畑の真ん中に穴掘って、枝を全部入れて燃やした方が30分で片付くぞ」と言われました。

 

確かにそうなのですが、枝を全部入れられるだけの穴を掘るのが大変なのと、火が勢いよく燃えている間は、出来るだけ目の届く位置にいたいというのがあり、大きな穴を掘って全部燃やした場合は、確かに早く燃えると思うのですが、畑の大部分を枝の山に占有されてしまうので、他の作業がやりにくいといったデメリットがあります。作業もしながらとなると、やはり畑の隅でちまちまと燃やしていた方が目も届きやすいし、何かあっても対処しやすいです。

・・・という理由があって、ちまちま燃やしていたのですが、それを説明しても理解されないだろうなぁと思い、あっはは、そうですね。で終わらせてしまいました。(笑)

 

周りに燃えるものが何もない、広めの畑があって、予め大きな穴があったら一気に燃やしてもいいのですが、なかなかそういう感じのところってないですものね。

 

で、思い出したが前職で「トラック多回便」という作業があって、定時間ごとに品物を運搬するという作業なのですが、トラックの荷台に品物を少量載せて運搬をするのです。これをトラックの積載量いっぱいまで積めて運搬したら、運搬回数も減って作業時間も短くなるからいいんじゃね?って思ったのですが、これをすると運搬先のラインが止まった時に、運搬した品物を降ろす場所が無くなってしまうといことが分かって、あ~何でも効率化すればいいっていうものじゃないなぁって思ったのでした。

 

トラブルが発生した時に、コントロール可能か否かでダメージが変わってきます。そういうところも見据えた形で作業を考えられればいいのですが・・・なかなか難しいですよね。

 

それでは。