ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

売上が少ない時は、利益よりも売上を上げることに注視すべし!?

今日はいい天気です。

 

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梨の花が咲き始めました。ものすごく早い感じがします。
桜もいつの間にやら満開の感じですね、季節のスピードがものすごく早くなっている感じがします。

 

花は咲き始めていますが、蜂はまだ飛んできていません。蜂箱が入ってくるのは、三国は3月1日、あわらは3月2日だそうです。もう少し我慢ですね。

 

先日の飲み会での話で「売上が少ないのに、利益ばかり考える人がいる。売上そのモノを上げなければ、いくら利益を考えても手元にお金は残らない」。確かにそうなのですが、農業って他の産業と違って、売上を上げる要素が限られてくるのですよね。

 

売上を上げる要素として、一つは売り方を変える。付加価値を付けて、自ら販路を開拓する方法です。市場に左右されにくくなるので、売上が上がりやすくなる半面、販路を開拓する技術や付加価値を上げる技術等が必要で、売れるようになるまでは自らの時間を割く必要が出てきます。(知名度のない時に、売上の見込みだけでやってしまうと痛い目に合うやり方になります。)

 

もう一つは生産量を増やす。反収を上げていくのはもちろんなのですが、これは限界があるので、一番生産量を上げやすいのは、農地を増やしていくことになります。

 

前者は、技術が付いていけば出来そうですが、かなりの時間はかかると思います。後者は、自らの努力ではどうしようもない要素があるので、タイミングが問題になってくるのかなって感じます。

 

新規就農者で売上を上げていくことに注視出来るのは、売上を上げられるタイミングを持っている人だけだと、私は思います。売上を重要視するのか、利益を重要視するのかという点で、私の友人たちと私には大きな差が生まれたと感じました。だからといって、私の友人たちがうらやましいとは思いません。私も、コツコツとやっていけば、売上を上げられるタイミングというのが出てくるときがあるかもしれないからです。

 

今は売上を上げにくい環境なので、その間は少しでも支出を減らして利益が残るような経営をすることが、肝心だと思います。

 

また、ある程度、自分の進むべき道が確立したら、外野の話は聞かないようにしたほうがいいのかもしれません。彼らとは進むべき道は違うのですから。

 

それでは。