ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

霰傷のすいかの出荷方法について話し合いがありました

雨です。ずーっと雨が続いていて、普段と違う気候のような気がしますが、梅雨って昔はこんな感じだったですよね。違うところと言えば、雨の降り方の強さ。しとしとと降る梅雨ではなく、集中豪雨のような雨が時折発生するって感じ。そういう意味では普段と違う気候なのかもしれません。

 

さて、昨日、露地すいかの出荷についての打ち合わせがありました。

 

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今年は6月25日三国地区に大粒の霰(あられ)が降った為、多くの露地すいかに傷がついてしまいました。本来であれば、出荷前の目揃い会は新型コロナの影響で中止なのですが、傷がついたすいかは出荷可能なのか等、普段と違うことが多くあったので、三国地区のみ、露地すいか出荷の打ち合わせ会で話し合うことになったのです。
(あわら地区や砂丘地のすいかは、霰被害はなかったようです)

 

結論としては、霰傷のある露地すいかは、通常のすいかと分けて出荷してもよいということになりました。ただし、実まで達した深い傷がある場合や、あまりにも見栄えの悪い傷がある場合は、出荷できないとのこと。

 

霰傷があるすいかは、今回は特別に出荷できるとし、価格はいい状態のもので良品とするとのこと。(無傷で見栄えの良いものは秀品となります)なので、秀品よりも良品のほうが価格が安くなってしまうので、売り上げが確実に下がることになります。

 

出荷方法はまだ確定ではないのですが、決まった曜日に霰傷のすいかを受け入れるとし、無傷のすいかと混ざらないようにするために、午後からの荷受けになるかもということです。

 

うちの場合、霰の被害果は、ほぼ全数なので、1日に2回運搬するということは減りそうですが、売り上げが激減することは確定になりました。ただ、本来ならばすべて出荷できなかったはずなので、ちょっとでもお金になるようになったのは良かったです。
JAのおかげですね、ありがとうございます。

 

打ち合わせ会で、霰傷のサンプルとして出ていたスイカの写真を載せておきます。傷が分かりにくいかもしれませんが・・・。

 

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正面にぽつぽつと傷がついています。

 

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近づいてみるとこんな感じです。

 

すいかの中身としては、問題ないです。見栄えだけが悪いだけなので。
ただ、見栄えも商品価値ということなので、価格は思いっきり下がるとのこと。まぁ、仕方がありませんね。

 

それでは。