ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

同期の友人やカレッジ時代の先生が会いに来てくれてうれしかった

今日は暑かったですね。

 

ちょっとうれしいことがありました。一つはカレッジ時代の先生が遊びに来てくれたのと、もう一つは最近会っていないカレッジの同期が来てくれたこと。

 

カレッジ時代の先生は、私のすいかを求めてわざわざやって来てくれたのですが、私が作った今年のすいかは「甘くない」というクレームが多かったので、お金をもらう訳にはいかないということで、差し上げました。本当はお金をもらったほうがいいのかもしれませんが、価値を考えるとどうなのかな?って思ったりもするのです。

(かといって、JAに出荷してちょっとでも資金を回収しなければってやっているのですが。)

 

直売所で売ったら?ということも言われるのですが、直売所もJAと同じぐらいの品質を求めて、値段も市場と同じ価格を求めているのであれば、(JAではねられたすいかは)置いても売れないだろうし、価格は他の出品者さんと横並びにしないといけないので直売所の意味も無いなぁ・・・と思ったりもします。

 

あとは嶺南にいった先生の話をしたり、嶺南のカレッジの話を聞いたりで、ちょっと新鮮な話を聞いた感じがしました。そういえば最近はあまり遠出なんかしてなかったので、他地域の話を聞くのは、へ~そ~なんだと思うことが多かったです。そもそも、人と最近話していなかったのもあるかもしれません。

 

夕方、すいか畑の片づけをしていたら、同期の友人がふらっと来てくれました。最近会っていなかったので、いろいろ話しちゃいました。

 

同期の友人たちの多くが売上が上がらないということで悩んでいて、その原因の多くは作業が間に合っていないこと。経営的に厳しくなるのかもしれないけど、人を雇うことで、作業を間に合わせていくことで売上も上がる。でも、なかなか働いてくれる人は見つからないので難しい。

 

土地の確保がなかなか出来なくて、規模拡大が難しい、計画通りに所得が増えないといった問題。うちの周りでも力のある農業法人が、空いている土地をほぼ囲い込んだので、新規就農者が入れない状況になりつつある。そういった情報発信はカレッジや県、行政はやっていないので、土地が確保できにくい状況を知らない新規就農者が就農後、大変なことになっている。行政は、力のある農業法人を伸ばすのか、それとも新規就農者を増やしたいのか、どちらかを選択しなければいけないのだけど、どちらも選択しないから最終的にはお互いに不幸な結果が発生することになるんではないかという話。

 

いろいろ問題が山積みだ。

 

私の場合は、農地の確保がほぼ無理な状況であることが分かったので、せめて同期や仲間の作業のお手伝いに行ってフォローできたらいいなぁなんて思っていたりする。

 

それでは。