ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

肥料撒きの新しいツール

昨日は二十四節気の「処暑」だそうです。まだ暑い時間はあるのですが、それでも少しずつ過ごしやすい気温になってきた感じもします。

 

昨日は梨の出荷後、幸水の礼肥をしました。幸水もほぼ終わりが見えてきた感じです。
(ほとんど黒星で廃棄になりましたが)

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肥料をまくための新兵器です(笑)
バスケットに肥料を投入してから、押して撒いていきます。

 


 

梨畑は枝を誘引するための棚が張っていて、棚が低いので肥料をまくときは屈みながら撒く必要がありました。以前は背負いの散布機を使っていたのですが、屈みながらだと肥料の出が悪くなるし、背を伸ばしながらだと棚の枝に頭が当たるし・・・でやりにくかったのですが、これだと屈みながら押せばいいので、ストレスなく撒くことができます。作業時間的にはそんなに短縮できなかったです。吐出量を増やせば早く終わったかもしれません。

 

問題点は、肥料は自重で落ちるタイプなので移動速度を一定にしないと均等に撒けないこと。何か障害物があって避けるために止まったら、その位置で肥料がダダ漏れしちゃうので、その場合は吐出口のシャッターを素早く閉めて漏れないようにしなければいけません。

 

あと、梨畑みたいにあるいていど地面がフラットなところじゃないとうまく撒けないかと思います。普通の畑だと凸凹がありすぎて、タイヤがハマる可能性があります。

 

この散布機は肥料等の粒がデカいものだとうまく撒けるようで、農薬等粒が細かいものを撒くには適しません。その場合は粒が細かいもの専用の散布機があるので、それを利用することになります。

 

それでは。