かどのやなさん

昨年、福井県坂井市三国町で新規就農した存在価値のない人のブログです

資産の価値をどう高めていくのかがカギのような気がする

昼から雨が上がったので、防除の準備をしていたら、再び雨が降り出しました。

・・・今日は仕事をするなと、天からの声かもしれません。

 

さて、今日は仕事をしなかったので、お金の話。

 

私はどちらかというと農業って儲かる仕事ではないと思っています。これ、前職にいた時でも思っていて、仮に儲かる仕事であるならば離農する人は少ないだろうと思うのです。

 

前職は自動車系の会社だったので、仕事を辞めて農業をやってみようと思うんだと話した人の中には「農業って未来があるものね」っていう人がいたのですが、ハハハっって聞き流していました。おそらくですが農業に未来があると思っている人の多くは、①農業者の多くが高齢者なので今から参入すればいいポジションをとれる、②トヨタが参入しようとしている(笑)っていうところが理由になってくるのかなって思います。

 

私は①は将来的に日本の人口が減っていくことと、海外産の食品の価格がさらに下がってしかも安定供給できるようになることで、結局は日本の農業者が減ったとしても、価格や安定供給という点で海外の農作物に置き換わるだろうと思っています。いちおう、関税や検疫といったところで今は輸入が制限されているので、国内で生産された作物の量で値動きが上下するようになっていますが、いずれ国民の財力というのが低下して、野菜やお米が買えない家庭が出てくると思うので、そういう世帯が国民の半数以上を占めるようになれば否応なく関税の撤廃や検疫の簡略化というものが進み、海外産の農作物に置き換わってくるんじゃないかと思います。今までは日本という国は環境に恵まれていて、農作物がとりやすい国だったのですが、今後は災害が多発して、作物がうまく育たない国になっていくだろうと思っています。なので、自然と海外に頼らざる負えなくなると思っています。

 

②については、トヨタは農業をしたいのではなく、農業に関連した市場そのものをパッケージとして商品にしたいのではないかと私は思っていてて、目指す姿に近いのは今のJAみたいなものではないかと思います。ただ、JAとトヨタの大きな違いは、JAは農産物を売る手数料で利益を出していくのに対して、トヨタは仕組みを売ることで利益を出すというところで大きく違う気がします。どちらが将来的に莫大な富を築けるかは、ホリエモンの儲かる仕事とは?という問いの答えを知っている人ならすぐわかるかと思います。在庫を抱えるJAとシステムというソフトで在庫を抱えないトヨタ・・・まぁ、お互いに同じ土俵に立っていないので、意識はしていないでしょうが、JAがトヨタを意識しだすころには多分勝負はついているころだと考えています。ただJAは倒産することはありませんし、倒産しそうになってもトヨタとかがフォローに入るのではないかと思ったりもします。(トヨタもJAがいないと儲からないと思っているだろうし)

 

前置きが長くなりました。なので、私は農業は儲かる仕事ではないという考えを持っています。ただし、YouTube農テラスチャンネルの山下さんが話すように、稼げるように出来る仕事ではあると思います。・・・稼げる仕組みを作ることが大切になってきます。

 

では稼げる方法とは?というと、私はぜんぜん稼いでいないし、まだまだ勉強不足です。なので、そのあたりはYouTube農テラスチャンネルを見てもらったほうが勉強になると思うのですが、農テラスの山下さんとはちょっと違う視点で話をすると、農業って収入を増やすよりも資産を増やしやすい職業だと最近思ったりします。

 

収入と資産の違いとはというと、ここでは単純にお金がストレートに入ってくるのが収入で、資産はお金がすぐ入ってくるわけではないが、将来的にお金に換えられるようになるものと捉えておいてください。

 

野菜とかお米とかだと、播種してだいたい1年未満で収穫して現金化します。いわゆる収入って感じがするのですが、一番最初から見ると、種を買ったときにこれは資産であって、育つことで付加価値が付き、最終的にお金になっていく感覚がするのです。なので、農業とは収入を増やすのではなく、いかに資産を増やせるかが重要になってくるような気がします。もちろん買った種が育成中に病気になって枯れてしまうと、資産から負債へ変わってしまいます。いかに現金化するまで資産を資産として価値を上げられるかが、農業の仕事に思うのです。

 

ラクターもハウスも資産です。ですが、買っても使わないのであれば、ただの負債です。農具もそう。資材も、肥料も、農薬も・・・。なので、資産を簡単に増やすことは可能ですが、資産が負債になるのも簡単になってしまうので注意が必要です。

そうおもうと、いかに資産価値を高められるかor保てるかが、農業がうまく行くか行かないかの分かれ道になっていく気がするのです。

 

それでは。