ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

格納庫の規模の考え方

今日は祝日のようです。農業をやっていると祝日が分からなくなりますね。仕事のタイミングを見計らって、休んでも仕事に影響は少ないかな~?という時に休むので、特定の祝日や日曜日なんかはあまり意識しなくなります。あっ、日曜日はJAの荷受け日になっていることがあるので、これは意識していますけど。(笑)

 

さて、先日カレッジOBのLINEにて聞いた話ですが、就農予定の研修生とカレッジの先生方が砂丘地を訪問されたそうです。格納庫の使い方や規模、コスト面で悩んでいるとのことで、訪問先の私の友人がいろいろとアドバイスをしたらしいです。

 

農機具を収めるために格納庫は必要になってくると思いますが、生産規模で必要な格納庫の規模は変わってきます。一番いいのはエクセルを方眼紙に見立てて、収める予定の農機具をどのように配置していくのか、レイアウト図を作るのが分かりやすいかと思います。この辺りは要望があれば早めに作り方とか載せようかと思いますが、年明けぐらいの余裕が出来たときにでも書いてもいいなぁっていうネタであったりします。

早めに作り方を知りたいという人がいましたら、直接、連絡してきてください。農林事務所でも作り方を知っている人がいますので、そちらに相談してもらってもいいかと思います。

 

レイアウト図が出来たら、最低限必要な格納庫の床面積が出てきます。で、このあと必要になってくるのは作業動線をどうするのか。人が通れるスペースがなければ、道具を取り出すときに入れないし、道具を格納庫から出すときも道具が通れるスペースがないと取り出せないです。この辺りを抜けている人が案外いるんじゃないかと思ったりします。

 

作業動線を確保出来たら、格納庫の規模が見えてきます。将来の生産規模拡大を見据えて格納庫を大きく作っておきたいという考えもアリだと思いますが、事業計画の5年で規模を拡大する予定が無いのであれば、下手に格納庫を大きく作っても維持費が高いだけになると思いますし、うちみたいにゴミ屋敷になるオチになると思います。(これは笑えないなぁ。汗)

 

あと、もしかしたら友人が床面をコンクリートにするといいよっていうアドバイスをしたかもしれませんが、格納庫がパイプハウスで床面をコンクリートにした場合、パイプハウスは設備ではなく建物になりますので、償却資産(設備)ではなく固定資産(土地や建物)の扱いになります。新規就農の場合、多くの人は土地を借りて格納庫を立てるかと思います。コンクリートの床面にするとパイプハウスの税金の請求が地主さんに行ってしまうので、そのあたりは注意したほうがいいかと思います。地主さんがOKを出してくれるのであればやってもいいかもしれませんが、農業委員会にも農地にコンクリート打ちますって届け出をしなくてはいけなかったはずですので、結構ややこしいと思います。そのあたりは丘陵地・砂丘地支援センターで問い合わせてみてください。

 

とりあえず思ったこと、簡単に書きました。

それでは。