ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

生産性の低い作業をどうしていくか

雪が薄ら積もりました。

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この程度であれば普通に車で走れるので、仕事が出来そうです。

 

昨日のアベマでのひろゆきさんの話を聞いていて、これから先は生産性の低い作業がどれだけ自動化が出来るかで、産業が生き残れるかが変わってくる感じがします。

農業においては、一番生産性が低くて、でもやらなくてはいけない作業といえば、草刈り。梨畑はロボットを入れたので、少し自動化が出来たかな?と思うのですが、他の圃場はロボットを入れられる環境になっていないので、そこをどうしていくのかが来年の課題になります。

イカ畑では、草刈りを出来るだけやらないようにしたのですが、結果、草がマルチやワラいらずを突き破り、マルチやワラいらずを回収できなくなりました。未だに圃場に放置したままなので、どうしようかと悩んでいるところです。

 

設備を新たに導入して自動化というのは、実は単純な発想だと思っていて、より生産性にこだわる生産現場は今ある資産で自働化出来ないかと考えるのではないかと思います。

 

昔、トヨタの元町工場に行った時、古い設備ばかりだったのでびっくりしたのですが、古い設備でも知恵を使う事で生産性を上げたり、仕掛かりを作る事で判断の自動化をして新しい設備に負けないぐらいのカイゼンをしているのですよね。そういう知恵がどれだけ出てくるかが、生き残りの鍵のような気がします。

 

それでは。