ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

貸借対照表から見えてくるものが少し分かる記事

今日は丸一日雨でした。明日も天気悪そうなので、しばらくは事務作業が中心になりそうです。

梨の誘引は50%を超えたところ。出来たら今月末までに80%ぐらいまで行きたいところですが、天候次第ですね。

 

さて、いい記事を見つけたので紹介しておきます。

 

nougyorieki-lab.or.jp

 

貸借対照表から農家の経営を見るって感じの記事です。注目するのが農業所得300万円未満の農家と1000万円超えの農家の固定資産と負債の増加です。

 

記事に書いていることをそのまんま書いちゃいますが、農業所得300万円未満の農家さんも設備投資を積極的にしているのですが、それ以上に負債が増えているというところで、負債の一部が運転資金になっているのではないかというところ。逆に1000万円越えの農家さんは負債は増えているものの、それ以上に固定資産の増加があるので、自己資金で設備投資をし、負債の利払いを抑えているのではないかという推察です。

 

へぇ~なるほど、貸借対照表からそういう見方も出来るんだって、目からうろこでした。

 

今のところ、うちの負債(農業)は公庫からの借り入れ940万円と買掛金等(まだ請求書が来ていないのもあるのでどこまで増えるかが分かりません)です。公庫からの借り入れは利子が発生しないので長期負債といえども、「無借金」であるとみる人もいます。

https://shacho-ouen.m-keiei.jp/wisdom/funding/6532/

 

設備投資も昨年はなんやかんやで150万円近く使っています。大きく負債が増えていないので自己資金で完結している・・・と言いたいところですが、実際は経営開始型の補助金で支払っている感じですね。

 

ちょっと気になったのが、私のように補助金で設備投資をしている場合です。貸借対照表では補助金の有無が分からないです。補助金は負債ではないのでいいじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、補助金があたらなくなった場合、経営が苦しくなる農家さんって結構多いのではないかなんて思ったりします。

 

それでは。