ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

質問は発表に対する賛辞だ

先日、ラジオで白ネギ農家を目指しているカレッジ関係の人の話が流れていました。梨の剪定作業をしながらだったのでほとんど聞いていなかったのですが、どうも1年後輩の吉田さんがインタビューを受けていたそうです。彼は嶺南で就農予定で、今、就農の準備中なのかな?と思います。

 

ちょうどそのラジオが流れていた時、カレッジの実績報告会があったはずなので、ラジオから「園芸カレッジで学んだ」っていう言葉が流れたとき、あれ?もしかしてこのラジオ録音かな?って思いました。あとでカレッジOBのLINEで、卒業生の吉田さんだということが分かり、あ~、それでラジオ出てたんだと。

 

話は変わって。実績報告会の話が出たので、今年の実績報告会はどんな感じだった?とお手伝いに来てくれている吉田さんに聞いてみました。今年の実績報告会は発表者が多いので、発表時間が一人2分程度だったらしいです。質問も1分程度かな?事前に提出していたレポートはだいたい5~6枚作成している人が多く、データを多く示した濃い内容だったと聞きました。

 

で、質問はどういったものが出たの?って聞いてみると、今年入ってきたばかりの新入生が積極的に質問していたそうで、レポートの内容からの質問が多かったとのこと。なるほど、今年入ってきた新入生はやや年配の方が多いって聞いていたので、発表に対する質問の姿勢が身についている方が多いのかな?という印象でした。

 

以前、ブログにも書いたかもしれませんが、こういった発表に対して質問することは発表者に対しての賛辞だと、個人的には考えています。よく完璧な資料を作れば突っ込みどころが無くなるので、質問は出ない・・・っていう人もいらっしゃるのですが、それは間違いで、本人は完璧だと思っても、他者から見たら理解できない内容なので質問が出来ないことがほとんどだと思います。逆もしかり。内容がない資料や発表をすれば質問を考えるのがめんどくさくなるので、質問が出ないといったことになります。なので、個人的にはたくさん質問をしてくれる発表が一番優秀な発表だと感じていて、たくさん質問をしてくれるということはそれだけ発表に興味を示してくれたという認識なのです。このあたりの考え方、トヨタやQC活動に積極的な企業の人たちには理解してもらえるのですが、それ以外・・・特に公務員系は全く理解してもらえない人が多い感じがしますね。

 

今年のカレッジ新入生、化けるかもしれませんねぇ・・・ちょっとワクワクです。

 

それでは。