かどのやなさん

昨年、福井県坂井市三国町で新規就農した存在価値のない人のブログです

既存農家の問題と新規就農者の問題は違う

今日も雪ですね。ときおり吹雪くので梨畑に行くか行かないでおこうか迷うところです。

 

さて、昨日友人からLINEがあり、園芸タウン構想について話をしました。

おそらくですが友人は先日の園芸振興大会に出席していたんじゃないかな。園芸タウン構想について「冬場のパイプラインの水を止めないでほしい。ハウスがあるのに水が無いことで冬場作物が作れない。」という感じの意見があったそうです。

 

もういちど、園芸タウンの5つの構想?目標?目指すべき姿?みたいなのを出しておきます。

 

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先ほどの意見は、1番の「人がわくわく、活き活き(既存農家や新規就農者)」につながるもののように感じます。せっかくハウスへの投資をしたのにもかかわらず、冬場水が出ないため作物が出ないといった話は既存農家目線の問題ですね。

 

たぶんですが、この資料を作った人は既存農家が抱える問題と新規就農者が抱える問題は同じだと思っているんじゃないかなと想像するのです。新規就農者の立場からしたら、大きく違います。

 

既存農家からしたら、収益を安定させたうえで、生産量を増やし、生活レベルを上げていきたいというのが目標としてあると思います。そのうえで障害となる問題といえば、価格の下落であったりとか、生産量が増やせない問題(冬場に作物が作れないといった話はこちらになりますね)、利益が残りにくい問題等(資材費の高騰による経費の増加等)になるんじゃないかと思います。

 

かたや新規就農者からすると、農業をスタートして、収益を上げ、その利益で生活できるようにするというのが目標になると思います。そのうえで障害となる問題といえば、農業が出来ないという問題(土地、お金、住居、技術・・・)と、収益が上がらないという問題(まとまった土地がない、技術がない、人を雇うお金がなかったり働いてくれる知り合いがいない)、利益が出ない問題(過度な設備投資とそれに見合わない経営規模)等になってくるんじゃないかと思います。

 

目標は一見似ているようですが、細かく分析し問題を洗い出せば全く別物です。しかも、既存農家の問題を解決すれば、新規就農者の問題が増えたり、逆に新規就農者の問題を解決したら、既存農家の問題が増えるようなところもあったりします。

とくに農地の問題は、農地は有限なので誰かが使えば誰かが使えないということになります。これを解決できる方法は、どちらかを諦めるしかないかと思うのです。

 

それでは。