朝、スイカの灌水をしようと思ったのですが、やめました。
スイカの株元をよく見ると、湿っているのか分かります。今日は1日曇り空。午後から多分雨も降り出すだろうと思うのです。あまり水をやるのも根が痛む可能性もあります。
昨日の夕方、私のスイカの状況を心配してくれた西さんが圃場を見に来てくれました。葉焼けを起こしているスイカが多いことについて、私はトンネル内が曇らないので葉焼けが多くなったと説明。すると西さんは根本的に水が足りないと話されました。
1番最初の年、定植後、灌水チューブによる灌水を行っていたのですが、周りから地温が下がるからダメだと、せめて定植後1週間ぐらいは手灌水で水をやらないと地温が下がるというのです。なので、それ以来、定植後1週間は手灌水で水をやっていたのですが、今年については周りの農家さんは定植後すぐに灌水チューブでの灌水を始めていました。
西さんに灌水チューブによる灌水は地温が下がるからダメだと聞いた話をすると、状況をよく見て考えなきゃと言われました。今年のような夏日が続く日は、手灌水では追いつかないし、トンネル内が曇るまで水分も十分蓄えられないとのこと。灌水チューブで水をやる場合も、30〜60分ぐらいは出しっぱにして、畝の横から水が滲み出るくらいにしないと十分だとは言えないのだとか。
なるほど。
西さんの話を聞いて、ひとつ思ったのは、今回葉焼けが起きたのは必然だったんだなぁということ。西さんの話を聞いて理解出来たけど、それまでは定植後一週間は手灌水をするというのがルールとしてあったので、それがある以上、回避は出来なかったことがわかりました。
なので、次からは気温20度を超える夏日になる予報の時は、灌水チューブによる灌水を行うこととし、それ以外は手灌水のほうがいいかなって感じですね。
葉焼けがひどいのは、早植えの圃場で、遅植えの圃場は葉焼けというより萎れで枯れる感じです。これはおそらく野村先生が推察した定植後の気温がかなり下がった影響があるように思います。
あと苗自体がダメだった可能性も…
他の農家さんは気温がかなり下がった16日の翌日以後に定植したので、たぶん影響がなかった気がしますね。
それでは。