ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

農業で利益を出すよりも、生き残りやすい方法を考えたほうが良い

昨日、友人から不思議なLINEが送られてきた。

 

JAの資材だけでなく、コメリ等も資材が上がるといううわさがあって、いつからだろう?という内容だったのだけど、う~ん、資材の価格が上がるのは間違いないだろうけど、いつからなのか?というと、私にも分からない。

 

本来であれば、資材等の価格が上がった分、売値に反映させなきゃいけないのだけど、JA出荷の場合、それは出来ない。むしろ供給量が増えて需要が減っているのだから、野菜全般は価格が下がると考えてもおかしくないぐらいだ。

 

ただ、スーパーや商店で並ぶ野菜の価格は上がると思う。これはなぜかというと、スーパーや商店での経費が転嫁されるから。スーパーや商店の値段が上がれば、直売所に並ぶ野菜の値段も上げやすくなるだろうけど、供給が多い現状、そこまで上げてくるかが微妙だったりする。

 

年々高まる資材や肥料代に対して、早めに購入して経費を抑えようと友人は考えているようだけど、私はちょっと考え方が違っていて、経費が上がって価格に転嫁できない場合は、むしろ生産量を減らすべきだと思っていたりする。全く作らないとなると、補助金の返還とかの対象にはなるけど、無理のない範囲に生産量を落として、空いた時間で別の収入を作るほうが長い目で見たらいいような気がする。

特に補助金の支給が止まっているのであれば、なおさらだ。返還対象にならないレベルまで生産を落として、別の収入を作るほうが生活をより安定できると考える。

 

農業での利益で生活が苦しいのであれば、まずは農業ではない方法を試すのもありだと思う。今は農業でいかに利益を出すかより、いかに生き残れるかが重要だと感じる。

 

それでは。