ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

大人の対応してよね

久しぶりに遅く起きてしまいました。だいぶ,疲れが溜まっているのかもしれません。

 

先日、梨穂木の出荷グループから抜けました。

黒星が大量に発生したので、今年の梨穂木の出荷はするつもりもなかったのですが、夏季検査というのにうちの圃場が当たったそうで、検査を受けてくれと7/10ぐらいに言われたのです。

 

後から思えば、スイカの出荷が始まる時期だったのですが、検査を受けるだけなら…と安易に考えたのが間違いでした。

うちの圃場には葡萄の木があり、剪定時にある程度枝を払うのですが、今の時期になると新しく伸びた葡萄の枝が梨の枝に絡まってしまいます。検査項目に梨以外の植物との接触がない様にしてくれとあるのですが、今から葡萄の枝を取り除くには時間が足りなさすぎです。

 

なので、検査の話をしてきた朝倉さんには、おそらく取り除くのは無理ですが、やれる事だけやりますと話をしました。

今、やれることと言えば、梨の防除記録の作成と草刈りぐらいか…と、葡萄についてはどう考えても無理だなぁとほったらかしにしていたのです。

 

先日、朝倉さんから「ぶどう、どうなってるの?」と電話で問い合わせがあったので、どうって取り除くのは無理ですよって話をしました。するとだいぶお怒りなのか、今まで何してたの?とか問い詰められました。

 

いやいや、検査してNGであればNGでいいやん、どうせ出荷しないのだから…と思ったのですが、あ〜これは何かあるなという感じ。

 

そもそもだけど、検査まで日がないのに葡萄の枝をどうにかしてくれっていわれて無理ですと答えているのだから、無理なことを理解して欲しいのだけど。

まぁ、うちとしては出荷しないので検査を受けるメリットは全くないし、デメリットは検査に立ち会う時間が取られるだけの話。その状況で、かつ5月の梨の講習会で、黒星が大量に発生していると話した私に対して「近寄らない様にしよう」と避け出した、あなたが私に対してお願い出来る立場だと思っているのが、ちょっと頭おかしいなぁと思ったりするのです。

 

最後に「大人の対応をしてよね」と注文され、検査を担当される方の連絡先を頂きました。

すぐに担当者と連絡を取り、検査をしてもNGな状態ですよとだけ伝えました。うちとしては検査してもしなくても別にいいのですが…

 

すると先方はだいぶ困った雰囲気で、そもそもNGな圃場を梨穂木の出荷農家として登録しているのがまずいらしく、検査でそれが分かると日本全国の梨穂木を出荷している農家さんに影響が出るそうで…

 

まぁうちとしては、もう出荷しないので対応は任せますみたいな感じで伝えると、私のスイカの作業で梨畑の管理が出来ていないとして、今回の検査は延期(実質、他の農家さんに変更)したそうです。また、延期は私からの直接的な辞退で行われたという事で、梨穂木の出荷停止という形になるそうです。

 

まぁ、一定の大人な対応で事を回避したかな?うちとしては、別に問題になっても良かったのですけど…

 

まぁ、いいか。