ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

労働力の確保が難しくなる

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今日は里親さんの梨畑で梨の収穫のお手伝いをしています。

 

…うちと違って、鈴なりになっています。おそらくですが、あまり収穫できてなかったんだろうなと思います。

里親さんは今年区長に当たっていて、その仕事が結構負担になっているとの事。従業員がいない個人経営では、農業以外の仕事が多くなってしまうと、どうしても作業が遅れてきます。なかなか難しい問題です。

 

来月、坂井市ヒアリングがあって、その中で農地の確保はどうかと言う話が出てくるそうです。250万と言う所得目標を達成するには農地は足りないとなります。しかしそれ以外にその農地を全て使うには労働力が不足してしまい、結局農地を広げても売上は上がらないと言う形になっています。むしろ農地が広がることで、地代の負担が増え、利益が減ると言うことになります。

労働力を確保できるかというところで、規模が拡大できるかどうかというのが変わってくるのですが…

 

人の確保がなかなか難しいと感じます。もうすぐ本格的な不況が始まるとは思うのですが、最近昔のような感じの不況にはならないんじゃないかと思っています。不況になって職を失い、働きたい人が増えると言うのが昔ありましたが、今は仕事を失っても仕事をしたくない人が増えるんじゃないかと感じています。

 

とあるYouTubeの動画で聞いた話ですが、日本の生産力は労働力から資本力へシフトしており、そもそも働かなくても海外からお金が入ってくる仕組みができつつあると言うことです。まぁこれは1部の人だけだと思いますが。

 

とは言え、同じ賃金であれば農作業よりも別の仕事のほうがいいと思う人が多いような気はします。

 

それでは。