ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

問題の本質を間違えてしまうと解決することは難しい

朝からすごい雨ですね。これだけ雨が降ると畑に入ることが出来ないので、今日はお仕事お休みです。まぁ、ちょこちょことハウスの整理にはいくかもしれませんが。

帳簿整理もしないといけないので、デスクワークメインになりそうですね。

 

ひろゆきさんの新しい動画がアップされていたので、さっきまで見てました。正解を見て間違いを選び続ける人たち・・・だったかな?

 

沖縄の基地問題を解決したいのに、何故か「座り込み」という言葉に対して炎上してしまう。まぁ、一生懸命活動している人からしたらその活動を否定されたと、腹が立つのだと思いますが、ひろゆきさんがいうように、「座り込み」という言葉に対してあーだこーだいうのは無駄というか、あまり意味がないのですよね。

かといって、ひろゆきさんの行動は褒められたものではないですが😅

(人は論理的に動く人だけではなく、感情で動いている人もいるので、感情を優先させるとひろゆきさんを許せないと思う人は、ひろゆきさんから離れると思います。ビジネスでも同じ。)

 

これを聞いてて、ふと思い出したのが2つあって、一つは退職を考えるようになった一つのきっかけである手取り12万円/月になった時のことと、もう一つは梨穂木の検査でのトラブル(?)です。
書いてたら思いっきり長くなったので、以下は読まなくてもいいです。

結論を言うと、問題の本質を間違えてしまうと解決することは難しいということですね。

 

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手取り12万円になる前は、残業時間の波はありましたがだいたい20~25万円ぐらいの手取りでした。年収で言うと500万円ぐらいですね。(前職で年収500万円を超えたのはこの時だけだったのですが。😅)

手取り12万円の時の年収は300万円ぐらい。前年の年収と比べて約200万円違うと、基本給がいくら高くても、月々の住民税や健康保険の支払いがものすごく大きくなって、手取りが思いっきり減ってしまいます。管理者は本来ならばそういったお金の知識を持って、部下に仕事の割り振りをしなければいけません。そうしないと部下は給料が低すぎて生活できなくなるので、最悪、仕事を辞めていきます。(辞めさせたいのであれば別ですけど。とはいえ、今の日本では手取りが10万円ぐらいでも仕事を辞めない人が多いかもしれませんね。)

 

手取り12万円になった時、最初は「3か月だけだから、我慢して」と言われたので、我慢してましたが、3か月たっても変わらなかったので、上司に生活が苦しい話をしました。しかし、変わらなかったので、まずは通勤に使っていた車を売却して通勤方法を電車とバスに変更。前の職場は電車とバスでの通勤も一応可能なのですが、バスの本数が少ないのと、電車も深夜は動いていないので、残業が出来なくなります。

これをすると私に仕事を頼みにくくなるので、私に仕事をさせたいのであれば、給料が増えるよう仕事の割り振りを見直さなければいけないのですが、上司はそれをしませんでした。それどころか「なんで車売ったの?残業させられないじゃん。」と言ってくるし。😅

こいつ、頭悪いなぁ・・・って思った瞬間でした。

 

このままだと生活が苦しいのは変わらないので、次に私がとった行動が労働組合に訴えるということ。組合の事務所に行って現状を伝え、なんとか給与が増えるようにならないかと相談をしました。すると言われたのが、「手取り12万円でも生活できるようにしていない、あなたが悪い」というもの。これには開いた口が塞がらないほど、呆気にとられてしまいました。労働組合もここまで無能になってしまっていたのか、そりゃ給料上がらんわな。😅

 

次にとった行動が、会社の監察室に直接陳情。これがうまく言った感じで、常昼勤務から手当てが増える2交代の勤務に変えてもらえたのです。まぁ、こんなこともあったので、体が動けるうちにはやいこと別の道に行こうと思い、いろいろ調べて、今に至ったって感じですね。

 

問題を解決するためには、解決できる人に訴えていくしかほかなく、私の場合、段階を上げながら訴えていったことで変化することが出来ました。逆にうちの上司の場合、問題は私が車を売ったことというところにこだわったので、状況が変わらなかったという話です。

 

次に梨穂木の検査ですが、このブログでも何度か書いているので、ちょっと違う視点で話します。

 

梨穂木の検査については、朝倉さんが「(黒星が発生したので私に対して)近寄らないようにしよう」と言ったことで、検査に協力しなかったという話をしましたが、それ以外としては、利害の問題もあったりします。

 

朝倉さんから検査の依頼を受けた時に「(黒星が出たので)今年は出荷しませんが、それでも検査を受ける必要がありますか?」と聞いています。これには『検査を受けてもいいですが、(黒星が出ているので)出荷しませんよ?』という意味もあります。

(言葉をひっくり返しただけですが、ここまで言わないと理解してくれる人が少ないので。😅)

 

検査において黒星がNG判定になるのか分かりませんが、朝倉さんが私に対して「近寄らないようにしよう」というぐらいですから、枝でも黒星が広がる可能性があると推測できます。なので、出荷するのは生産者のモラルとして出来ないのです。たとえ検査でOKが出たとしても。

 

検査がOKでもNGでも、出荷しないのですから、検査を受けても受けなくても私にとっては特に問題はなかったのです。あるとすれば検査するときに立ち会わないといけないと言ことで、時間が拘束されるっていうところかな。出荷しないのだから検査自体を中止してくれるのが一番良かったのは確かですが、どうしても検査をする必要があるのであれば、どうぞ好きにしてくださいって感じだったのです。

 

出荷しないのですから、NG項目があっても直すことはありません。時間がよほど余っていたら考えますが、スイカの出荷も始まろうとしているときに、お金にもならないことをするのは、スイカの出荷に影響があるのでかなりリスクがあります。

検査1週間前か2週間前ぐらいに朝倉さんから検査についてNG項目を直したかという問い合わせに対して「直すはずないじゃないですか」というのはそういった理由です。

 

で、ここで朝倉さんがとった行動というのが「とにかく直して」ということと、検査当日対応できないから私が対応してねと担当者の連絡先を私に渡すことによる丸投げ。

これをされた時には、ちょっと呆れてしまったのですが、まぁ、何もしなかったら朝倉さんと同じになってしまうので、担当者に「(検査に来てもいいですが)NG項目を直す時間はありませんよ。(それでもいいのであればどうぞ)」と伝えました。

 

するとその日のうちに対応をしてくれて、私の検査は名目上延期(実質は中止)となりました。そこで「梨穂木の出荷農家のリストから私を削除しておいてください」と伝えると、今回の検査延期でペナルティとしてリストからすでに削除されているとのことなので、これで梨穂木の会からも抜けた(というか除名されたのですけど)ということになります。

 

担当者に「スイカをやりながら梨をするのは無理ですよ。」と最後に言われましたが、これ、問題の本質じゃなくて、梨穂木を出荷する前にあらかじめNG項目がないかどうかをチェックしていないことが問題なのです。今回のNG項目も早い段階で指摘していれば対応できていましたが、それをしていない時点でこうなるのは必然だったんじゃないかと思ったりします。

まぁ、これについてはいいか。もうどうでもいいし。😅
(おそらくまた同じようなこと起きるんじゃないかな?)

 

それでは。