ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

日本の農業の未来

久々にお酒を飲みながら夜中にブログを書いています。

今日のPVは30未満と、ちょっと少ないですねぇ。最近、あまり過激なこと書いていないからなのかもしれませんが。😅

 

先ほど、YouTubeで2050年の日本の農業はこんな感じになるんじゃないかという予想をマイファームの西辻さんが話すという動画を見ていました。ちょっとふわっとした感じで終わっていて、いまいちピンとくるものが無かったのですが、人口減少によるマーケットの縮小や生産人口が減って生産量が減ってくるっていうところは、まぁ、そうなるだろうなぁと思ったりします。気候に関しては、以前から変な気候になってきていて生産がしづらいというのはあるのですが、その気候に合わせた農業をやっていける人が残っていくのではないかという感じもします。

 

日本の農業の未来は明るいのか否かというところで、極論を言ってくれると無茶苦茶分かりやすいのですが、西辻さんの話はふんわりという感じだったので、明るいのかそうでないのかがよく分からず。😅

西辻さん曰く「心もいっぱいにする農業」というのが今後重要になってくるとのこと。

う~ん・・・。なかなか難しい話だなぁ・・・。

 

個人的には、2050年といわず、今後日本の農業というのは、少しずつ規模を縮小していくと思います。というのも日本で農作物を作るよりも海外で作ったほうが効率が良いっていう感じがますます強くなってくるのではないかと思ったりするのです。

 

今、日本の円の価値が下がってきて、かつ海外の物価が上がってきているので、輸入品の作物のほうが日本産よりも高いじゃん、日本産のほうがいいやんっていう話も出てくると思うのです。しかし海外から肥料やエネルギーを買わないとそもそも作物が作れないという日本の現状がありながら、肥料やエネルギーの価格が高騰しても作物に値段を転嫁しにくいといところで、倒産していく農家は今後加速的に増えていくというところと、倒産する農家が増えることで管理できない農地が増え、長年管理できていないから耕作不能になる農地が増えるといったことが多くなってくるので新しく参入したくてもハードルが高くなったり・・・。そんなこんなで日本の農業生産力はさらに衰えていくことが個人的には想像していて、価格が高くとも必然的に海外からの農産物に頼らざる負えない状況が強まっていくのではないかと思ったりします。

 

で、倒産する農家が増えていけば、ある程度のラインでいずれ農産物の価格が上がって、生き残った農家がものすごく儲かるって思う人もいるかもしれませんが・・・実際には違うと思っていて、今後生き残っていく農家さんというのは農作物以外にも付加価値を生み出せる人(インフルエンサー的農家や消費者・業者と直接つながることが出来る農家)か、農業以外の事業にも手を出せる人(観光や飲食、6次化もそうかな。もっというと半農半X兼業農家)のどちらかになっていくと思うのです。なので、国内で生産される農作物はあまり価格が上がることは無いかと思ったりします。(生き残っていく農家は農業もしくは農産物に付加価値を付けるか、農業以外で利益が出る仕組みを作ることで農作物が赤字でも大丈夫っていう感じにするか、のどちらかになっていくと思うのです。)

 

それでは