ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

広報の「自治会を考える」を読んで

寒さでなかなか起きられなくなってきました。

 

さて、坂井市の広報12月号が届きました。

特集として『自治会を考える』とあります。この話題を載せてくるということは、自治会がうまく機能していない地域が増えてきているのかなって思ったりします。

 

加戸は、私から見て今のところまぁまぁうまくやっている感じはします。ただ、いずれまともに機能しなくなるだろうなぁとは思います。😅

それは何故かというと、区長の役割が大きすぎるところ。今はまだ、うまく動ける人が区長になってくれていますが、そのうちよく分かっていない人が区長になることもあろうと思います。そうなった時に行き詰る可能性はあるだろうなぁとは感じますね。

 

多数決は民主的で平等だと思う人が多いかもしれませんが、それは同じ能力・知識力があって初めて成り立つので、個々の能力の差がある場合だと、例えばの話、能力の低い人が多数派になった場合は、間違った方向に進む可能性が大きくなります。そう、今の日本のように。

 

少し脱線しますが、昨日、週末行われた世論調査で政府への支持率が25%にまで下がったという話がありました。で、その支持率調査の中で防衛費について増額に賛成かという問いに多くの人が賛成しているのですが、その財源は増税に賛成かというと反対が多く、財源を国債にするのも反対、社会保障費等を減らして財源に充てるっていうのも反対・・・じゃあ、防衛費増額分ってどうやって賄うつもりなんだ?国民よ・・・っていう訳の分からない結果になったようです。もうね、日本においてアホが多数派になったということがもろに分かる内容だなぁ・・・と感じてしまいました。

これから先、選挙や多数決で物事を決めていっても、日本は確実に変な方向に進むことが予想されますね。

 

まぁ、話は戻して。

 

自治会活動がうまく出来なくなるのは、人口の減少もそうですが、いろんな人が増えてきているのがあると感じますね。例えばの話ですが、前住んでいた自治会では、女性部っていうのがありました。その名の通り、女性だけで構成されているのですが、私のように男性で独身だと、まったく関わることが無かったりするのです。逆に女性で独身だと私よりも地域の仕事が増えてしまうという何とも訳の分からない組織・・・。

男性も女性も同じようなことをしているのであれば、女性部なんて言う組織は無くしたらどうだろう?という話をしたことがありましたが、却下されましたね。😅

まぁ、統計的にも独身男性世帯が増えていくことは間違いないので、いずれ女性部の活動が難しくなることが想像されます。

 

あと、仕事もいろいろあって、例えばですが農村だと農家が多いのですが、そういうところに会社勤めの人が増えると、地域の活動に参加できない人が出てきたりします。

昔よくあったのが、地域の話し合いが夜行われるのですが、私は夜勤なので参加できず・・・っていうパターンです。

それと朝早くから仕事に行かないといけない人は、ゴミを出していい時間にゴミを出せないので、ゴミ集積場の鍵が開く前に、集積場の前にゴミを出し、問題になるっていうケースもありました。その方はゴミが出せないのであれば自治会を抜けると怒って、結局、自治会を抜けましたね。

 

自治会を今後も機能させていくと思うのであれば、少なくとも多様性を認識して、ある程度、寛容な心を持たないと難しいのではないかなって思ったりします。

それか、完全に一度崩壊させてから作り直すか・・・

 

とはいえ、いずれ加戸でもいろいろ問題は出てくる話だろうなぁと感じました。

 

それでは。