ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

補助金を使わずに生活費を工面する

f:id:kadonoyanasan:20230115121735j:image

梨畑にいます。雨が降ってくるまで剪定をしようと思っています。

 

昨日は1日雨だったので、事務作業をメインにしていました。また今日も午後から雨だと言うことですので、また作業が遅れそうですね。

 

約2日分遅れているので、火曜日あたりに剪定が終わればいいかなと思っています。

まぁ、棚の修理が終わらなければ誘引作業もできないので、どちらにしろ待ちの状態が発生するのですが。😅

 

さて、前回のブログで書いた、補助金を生活費に使うとなくなったときに困ると言う話をしましたが、では、利益が出ない時はどうやって生活をしていけばいいのかと言う話について、ちょっと書こうと思います。

 

利益が出ない時は、まず生活費を見直すことが大切です。とことんまで切り詰められるものは切り詰め、不要なものはなくしていくと言う形を取る必要があります。

特にものが多いと、それだけ管理をする時間と労力とお金が発生しますので、ものを買わないようにして行きます。

また、固定費はとにかく安くなるように。一番大きい支出になる家賃については、30,000円以内に収まるような形にしないとかなりきついと思います。

 

次に必要なものは、経費で落とせるような形で購入をしていくと言うことです。農業はトウゴウサンピンで、生活費と経費の区分が難しいのです。例えばの話ですが、服を買う場合、おしゃれ着ではなければ、作業着として購入することで経費として処理できます。また必要な資材を、ポイント還元率の高いところで購入し、たまったポイントを生活費に充てることが出来ます。

ただし、使ったポイントは収入として申告する必要があるので、注意が必要です。うちの場合は、多くが動力光熱費にポイントを使っています。すると使ったポイントも事業収入として申告することができるので、節税になります。

 

この辺は誰でもできると思うので、生活が苦しい人はやってみてください。

 

ここから少し人によってはできない人も出てくるかもしれませんが、少しだけ書いておきます。

 

生活費は農業所得ではなく、別の所得で賄うと言う考え方です。半農半Xに近い考え方ですが、どちらかと言うと、生活のために別の仕事をすると言うことなので、あまりかっこいいものではないかと思います。😅

補助金をもらっている間も、アルバイトで生活費を工面する事で、補助金が亡くなった時もそのままアルバイトを続けていれば、生活に困る事はありません。補助金がなくなってからアルバイトをしようとしても、なかなか体が馴染めず、頓挫する人が多くいます。なので補助金があるうちに、アルバイトをすることによって体を慣らすことが大切です。

 

さらに、もう一つ高度な方法としては、資産所得を増やしていくと言うやり方です。この辺はある程度勉強していく必要があるのと、大きく収入は増えないので、最初のうちは何のためにやっているのかわからないかと思います。ただある程度資産収入が増えてきたときに、初めてそのありがたみがわかるようになります。

 

使わなかった補助金はできるだけ設備投資に回し、運転資金は売り上げで賄うようにしていかないと途中でお金がなくなっていくことになります。

最初はなかなか難しいとは思いますが、これができないと、売り上げが下がったときに対応することが不可能になると考えます。

 

それでは。