ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

表現の難しさと、鳥獣害対策での女性の参加

昨夜はさばえのけものアカデミーのオンライン研修に参加してました。

 

今回は年の初めということで、昨年の活動やら、今後どうしていくのか、マスタープランについての説明等がメインでした。あと、AIによる画像認識で、特定の動物や、個体の動物を識別する最新技術も紹介されていました。あまりよくわかっていなかったのですが、話の流れから察すると、まだ具体的に導入はされていないような感じですね。今はそのシステムを導入するための予算申請って感じで。

ここまでくると、個人での鳥獣害対策ではないなぁ・・・もっと大きな組織で取り組まないとなかなかできない話だと感じました。

 

さて、私の周りはというと・・・鳥獣害に対する問題意識はある感じはしますが、みんなで取り組むって感じではないですね。どちらかというと行政がとか、他人任せな部分が大きい感じがします。私の場合、今借りている梶の畑ではカラスや獣が多くやってくる場所なので、個人的に対策を考えていかなければいけないなぁと考えています。

みんなが取り組むようになるには、加速主義ではないですけど、多くの被害が出るまでは難しいのではないかなって感じますね。まぁ、いずれ被害は増えていくと思いますが、露地はネギが増えていくと思うので、あまり鳥獣害対策の意識が大きくならないのではないかと感じています。

 

とりあえず個人主義で対策をしていかなければ、採れるものも採れなくなるので、出来る範囲でやっていく必要がありますね。

 

昨夜の研修にて、気になる点は2点。

 

一つは、表現の問題。最近、ちょくちょく話題にもなる話と共通するところもあるのかもしれませんが、表現を考えた人の意図とは違う方向に行くこともあるので、表現を考えるのは慎重にならなければいけない気がしますね。

 

もう一つは、女性の参加について。別に鳥獣害対策は男の仕事だと思っていませんが、女性が圧倒的に少ないのは事実だろうと感じます。女性が参加しやすい取り組みにする必要があると説明がありましたが、(男性や女性も)参加している多くの人は、鳥獣害は切実な問題なので取り組まざる負えないということ。つまり女性の参加者が少ないのは、女性は切実な問題として感じている人が少ない、もしくは問題意識はあるがどうしたらいいのか分からないのかなっていう感じがしますね。

後者であれば、参加しやすい環境や周知活動を増やしていけば女性が増えそうですが、前者の場合、増やしても・・・意識の温度差があまりにも大きすぎるので、かえってマイナス面が大きい気がします。これは女性に限らず男性にも言えることですけど。😅

無理にジェンダーフリーを意識する必要はないのではないかなって個人的には感じはしますね。

 

・・・梨畑に行く準備をしていましたが、急に天気が悪くなってきたので、ちょっと待機です。

それでは。