ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

自給率が低いと値段の決定権が低くなるのでは

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3月になりました。今日は雨が降ると思っていたのですが、日中は天気が持ちそうな感じですね。

少しでも作業進めたいと思います。

 

現在の誘引作業が82%。明日は丸一日雨みたいな感じがするので、残り日数を考えても、毎日1本以上は仕上げていかないと3月10日に終わることができません。

 

ケツが見えると、俄然やる気が出てきますね。😅

 

今朝、各県の食料自給率の話が書いてあるブログを見つけました。

 

https://nippon-food-shift-maff-gov.note.jp/n/n582bb0fe93f7

 

移住先を探すときに、福井県の前に高知県を候補に入れていて、その時に何度か足を運ばさせてもらったときに、辺境の地にもかかわらず、販売ルートの多さに驚いたことがありました。

地域の有力な農家がその地域を代表して出荷を担っているケースが多い感じがします。おそらくですが、なかなか農業で自立できないところが多いので、お互いに助け合いをすることによってやってきているのではないかと個人的には感じました。

 

福井県は、本州とは陸続きでありながら、高知県よりかは販売ルートは少ないです。それはおそらく、地元で作ったものは、地元で消費すると言う文化が根付いている感じがしますね。なので、福井県内で売れなければ販売は難しいと言う構造が見えてきます。

 

自給率の低さは、それだけ外からものが入ってくると言うことなので、外から入ってくるモノの値段の影響が大きくなってきます。例えばですが、全国的に不作で、福井県がたまたま豊作であった場合、なぜか値段は上がります。逆にですが、全国的に豊作で、福井県だけが不作の場合、値段が下がる可能性があります。

 

自給率の低さと言うのは、値段の決定権を外部にゆだねてしまうのではと感じ、単純に考えると値段の設定をするのが難しいと思ったりします。

 

それでは。