梶の畑にいます。9時ぐらいには霧は晴れましたね。
耕運しようかと思ったのですが、風が穏やかなので、先にトンネルを張ろうと思います。
炭化器で出来た炭です。
手のひらぐらいの大きさでも、中まで炭化していたら、少し力を加えるだけでモロモロと崩れます。昨年大根の畑に炭を撒いたのですが、耕運をしたので土の中で崩れ大きな塊が残らなかったのではないかと想像します。そのため大根には影響が出なかったんじゃないかと思ったりします。
この炭が崩れてしまう特徴は、もしかしたら燃やす木によって変わってくるかもしれません。よくホームセンターにある炭は硬くて、なかなか割れないです。炭が崩れやすい特徴は梨の木だからなのかもしれません。
仮にこの仮説が正しいとしたら、梨の剪定枝は、将来有望な二酸化炭素排出権取引の商品になりますね。
今までは剪定枝は穂木としてしか商品になりえなかったのですが、これがうまくいけば選別の手間なく、商品化ができると思います。
…問題は取引のルール化ですね。Jクレジットは、かなり手続きが煩雑でお金に変えるのが難しいと言う話です。一生懸命立命館大学や環境省等が頑張っていますが、おそらく今のままでは普及しないのではないかと感じています。お金に変えるまでのプロセスで簡単な仕組みが、世界共通取引の基準になってくると思いますね。
将来的には、農業も環境に関わる分野に入ってくると思います。ただ日本の場合、基準作りに失敗すると思うので、おそらくヨーロッパの基準がスタンダードになっていくのではないかと思ったりします。
それでは。