ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

令和5年露地スイカ講習会〜着果管理以降の栽培管理について

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露地スイカの講習会がありました。

 

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今回も、大和農園さんがきてくれて、今後の栽培管理の注意点を説明してくれました。

今年は温度管理が難しかったらしく、生育のばらつきがかなり激しいとの事。そういえば私のスイカも、かなりばらつきがあります。

福井だけでなく、石川でも同じような現象が起きているとの事。着果をあせらず、樹がしっかりとするまで摘果をすることが、良い実をつけるポイントだそうです。

 

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上のスイカの畝は、やや色が薄く、節の間隔が短いです。下の畝は色が濃く、節の間隔が広い。

下の畝は、今の時点で着果可能とのことですが、上の畝はもう少し樹を大きくしなければいけないとのこと。上の畝で着果をしてしまうと、実をつけた先の蔓が伸びにくくなり、実も大きくなりにくいのだとか。

 

実をつけた後の、蔓先が伸びる事がいいスイカを作るポイントだそうです。

 

今回、間違えて覚えていた事がいくつかありました。

 

一つは、トンネル内での黄化について。

葉が黄色になるのは、暑さが原因で、蔓先が黄色になるのは寒さが原因だそうです。葉が黄色になった時、寒さが原因だと考えていましたが、間違っていました。

 

あと、整枝について。

整枝をすることで、枝を太くする事ができるそうてますが、樹がしっかりとしていることが前提だそうで、樹が未熟だと、かえって弱らせてしまうそうです。

露地では、あまり整枝をしない事が一般的だそうで、来年からはトンネル内で出来るだけ太らせて、整枝を極力しないやり方にしたほうがいいかもしれません。

ただ、整枝をしなければ、蔓があまり太くなりにくくなるそうなので、そのあたりの兼ね合いも考える必要がありそうです。

 

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さて、いろいろ聞けたので、やる気が出てきました。さて、頑張るぞ💪

 

それでは。