
写真は昨日の梶の畑です。
しばらくお休みしていました。休みの間、滋賀に行ってました。
これから先、農作業があまりない時間があれば、ちょくちょくどこかへ出かけるかもしれません。それの予行練習みたいな感じです。
不在の間、家の郵便受けにはいっぱい手紙やら回覧板が入っていました。手紙に関しては、そんなに重要なものはないのでほっといても良さそうですが、回覧板はめんどくさい感じがします。回覧板をしばらく止めてくれとかいうのもまた手間ですし・・・ただ、回覧板が回らないことによって困るのは誰かといえば、私以外のはずです。うちで回覧板が止まることで困る状態を作らなければ、どうしないといけないのかが分からないと思うので、問題が出てくるまでは放置でいい気もします。
昨日、一昨日と晴れ間に防除を行いました。
一昨日は本宮に、薬はグレーシア乳剤。昨日は夏の翼にパダンSGです。夏の翼は11月入ってから収穫を始めようかと計画をしているので、手持ちの薬で使えるのはプレバソンフロアブルのみになりました。防除中、軟腐にかかっている大根がちらほらありましたが、スターナは収穫14日前までなので諦めて放置しています。取り除くのも難しいですし。
金曜日に加工業務用野菜部会の担当者から電話。大根を来週から出荷してほしいという話でした。まだ小さいので、今収穫をすると、8~9割は廃棄になります。それでもいいですか?と伝えると、もう少し考えさせてくれとのこと。次の月曜日に今、大根を出荷している農家さんのところへ行き、もう少し多めに出せないかを相談しに行くようです。それがまとまらなければ、改めて出荷をお願いするかもしれないとのことでした。
キャベツも在庫ゼロのようで、担当者は頭を抱えているようです。まぁ、11月半ばになれば、収穫も増えてくるでしょうから巻き返せると思うのですが、自然相手なので需要のある時にモノがないというのはしょうがないところもあったりします。この辺りは、出来れば営業の計画で本当は調整をしてほしいところです。
滋賀に戻っている間に、梨の反収量について調べてきました。
[梨/なし/日本梨/二ホンナシ] 農業情報 | 生産量/作付面積推移 基本情報 産地 | ジャパンクロップス
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/pdf/syukaku_ninasi_25.pdf
全国の梨の平均反収は1.8t/10aのようです。反収は年々徐々に減ってきていて、考えられる要因としては、梨の樹の高齢化と技術の伝承がうまくできていないことが挙げられます。また鳥獣害や病害虫、窃盗も増えているので、そういった要素も大きいかもしれません。
令和6年度の福井県の梨の平均反収ですが、1.15t/10aだったようです。これってうちが梨をやっていたときの反収と同じやん。😅
うちの反収が上がらなかった原因は黒星と鳥獣害です。その被害は梨畑の半分ぐらいでしたので、うまく作れていたらおそらく2t/10aはいっていたと感じます。
[梨/なし/日本梨/二ホンナシ] 農業情報 | 生産量/作付面積推移 基本情報 産地 | ジャパンクロップス
あわら市が、新梨団地の募集広告で50aで所得250万円を達成すると謳ったのは、新梨団地での反収が3t/10aで計算されているからということが、先日分かりました。
kadonoyanasan.hatenablog.com
令和6年度の福井県の反収が1.15t/10aなので、単純に考えると現状の3倍ぐらい収穫量を増やす必要があります。なぜ3t/10aという数字が出てきたのか。単純に粗利率を50%としたら5反で所得250万円を達成するために必要な収穫量から計算したからと私は考えていましたが、調べてみると福井県のサイトでこんな文章を発見しました。
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/021037/engeisinkou/sesaku_d/fil/fukui-kashihou.pdf
令和12年度までに、幸水を3.5t/10a、豊水を4t/10aにもっていくというかなり無謀な目標が出ていたのです。この数字を見て、ちょっと笑ってしまいました。現状1.15t/10aしかないのに、あと4年ほどでどうやってそこまで収量を上げるのか。(笑)
あわら市だけの問題だと思っていましたが、どうやら福井県自体が現状からかなり乖離したデータを出していた感じですね。さすが「福井県に移住・就農すれば年収300万円はかたい」と移住説明会で説明していただけのことはあります。
福井県の農業がうまくいかない原因は、現状が正しく認識されていないところにあるのではないかという感じがしました。
それでは。