
間引きを続けています。
今日、坪田さんがうちの大根の状況を見に来てくれました。順調に育っているとして11月上旬出荷を目標にやってくださいとのこと。
現在、間引きは夏の翼で約半分まで来ました。今のペースだとぎりぎり日曜日で終われそうな感じです。明日は午前中、ねこさんの仕事。午後から間引きをして、そろそろ防除をしようかなって感じです。

今日は年に一度の天一の日です。

久しぶりの天一はやはり美味しいです。写真は豚バラ丼定食です。
ラーメン一杯無料券も無事ゲットしました。
あわら市の新梨団地の件についてです。
あわら市が梨畑50aで経営可能(経営目標である年間所得250万円を達成できるレベルという意味)といっている根拠が分かりました。
以下に計算式を載せておきます。
(売上)
単価390円/Kg、反収3t/10a
→585万円/50a
(年間リース料)
棚12万円/10a、機械36万円
→96万円/50a
(所得)
(585万円-96万円)÷2 ≒ 250万円/50a
まず、数字の簡単な説明ですが、単価390円/KgはJAで出荷した場合のデータです。私が梨をやっていたときは、単価300円/Kgでしたので少し価格が上がっています。
所得の計算で割る2をしているのは、おそらく経費を計算しています。前回のブログで私の2023年のデータから粗利率が50%であったというのと類似しているので、間違いないでしょう。
で、ここから突っ込みというか、おかしいという点です。
あわら市の担当者や坂井農林の普及員にも話しましたが、反収3t/10aというのは、かなり良い圃場でかつ樹の負担の最大限まで実をつけた場合の可能な収量です。技術が乏しい新規就農者が10年20年クラスの生産者並みの技術を持っていたら可能な収量になりますが、まず難しいと感じます。
私の2023年のデータでは、反収1.1t/10aです。これは幸水のほとんどが黒星で廃棄したので、出荷量が半分ぐらいになったことが原因なのですが、もし黒星がなくて無事に栽培できたとしても、反収2t/10aが限界に感じています。仮に3t/10aをとろうとしたら、やはりたくさんの実をつけられるだけの体力のある樹に育てなくてはいけませんし、枝もたくさんの実がつけられるように剪定・誘引をする必要があります。それを実現するには技術と環境を整えなければいけないので、長い時間が必要になってきます。
経営可能な根拠のデータとして示したいのであれば、最低でも技術が乏しい新規就農者の生のデータを使ってほしいのです。まず反収3t/10aは技術のない新規就農者では不可能です。これを真に受けて50aで梨畑をやってしまうと・・・
例えば、廃棄があまりなく無事に収穫出来たとして、反収2t/10aで計算をします。
(売上)
単価390円/Kg × 2t/10a × 5/10a = 390万円/50a
(所得)
390万円 × 50%(粗利率)- 96万円(年間リース料) = 99万円/50a
目標の年間所得である250万円は遠く及びません。
ちなみにですが雇用費は入っていませんので、人を雇えばさらに所得が減ることになります。
新規就農者を集めたいのはわかりますが、現状に近いデータを使わないと、生活をするためにずーっとアルバイトしなければいけない新規就農者だけを増やすことになりかねません。行政は最悪の状況も考えて石橋をたたくように根拠となるデータを作ってほしいと感じます。今のままの計算では間違いなく生活が破綻する人が出てきてもおかしくありませんよ。
それでは。