ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

「公表をしない」と発言することのリスクはものすごく大きい

今日は一日雨予報なので、外仕事はお休みです。

 

さて、昨日ブログに書いた、クマについて風評被害が出るから具体的な場所は公表しないという坂井市の話が気になったので、風評被害についてちょこっと調べてみました。

 

風評被害 - Wikipedia

 

風評被害とは、根拠のない噂や誤情報によって、人や企業、地域などが受ける社会的・経済的被害を指すとのこと。

 

クマの目撃あるいは痕跡の情報があった場所を公表すると風評被害が出るのだろうか…

風評被害が出たとしても、それはクマは移動するという事実が理解出来ない頭が悪い人がいるということだけな気がするのです。

 

まぁ、そういった頭の悪い人が変な噂を流さないように、余計なことを言わないようにしようというのは分からなくもないけれど、逆にクマの情報を追っているような人からすると、「坂井市は公表しない」という言葉が独り歩きするのではないかと思っています。

 

私もそうですが、クマの情報を何故追うのかというところだけど、情報が多いとそれだけクマがいることを示しますし、情報があった場所を点と点で結べば、どういった移動をしているのかというのも見えてきます。情報を集める理由としては、クマがどういった行動をとっているかを知らなければ、生活に直結する問題が発生するからです。

 

坂井市は「アナグマをクマと間違える人がいる」とも言っていましたが、本当にクマの場合はどうするつもりなのか。気になるところです。

 

情報が合った具体的場所を「公表しない」方針にするにせよ、正確な情報を流さないのであれば「公表しない」ということは気安く言うべきものではないと感じます。またクマによる被害があった場合、情報を流さない・情報を蓄積して分析もしない坂井市の責任はものすごい大きなものに感じます。

 

それでは。