ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

私の作業のお手伝いとして

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すいかに手灌水をしています。

 

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さっきまで晴れていたので、いくつかの株が暑さで萎れていました。灌水と夕方からの雨で持ち直してくれたらいいのですが。😅

 

支援センターの竹本さんが来ました。岡村さんちゃんと出来た?と聞いてきたので、ちゃんとしてましたよ、助かりましたと返事。スピードに関しては、初めての作業なので遅くなるのは仕方がないと伝えました。

 

私の中ではねこさんに期待しているのは、私の作業のお手伝いという位置付け。なので、作業が早く終わるか否かは、私の動き方次第なのです。

直接雇用であれば、もう少し求めることは増えますが…それでも、ねこさんやアルバイトの人の能力に左右されるような仕事にしたくないと考えているのです。

 

まぁ、農家さんの中では、手の早い人や若い人を求める人もいますが…😅

 

それでは。

最初の500株の定植が終わりました

昨日と今日で、すいか500株の定植が終わりました。

写真はねこの手で来てくれた、岡村さんです。今年カレッジに入校、果樹コースに入っているのだとか。

通常コースと違って、果樹コースではハウスや露地を借りての栽培研修が無いようなのです。ねこさんに登録して、いろんな農家さんのところへお手伝いに行って、勉強したいとのこと。これからカレッジでたくさん仲間を作って、楽しんでもらいたいです。

 

今回のスイカの苗です。全体的にいい感じではありますが、一箱40株入っている中で、1~2株は小さいやや弱っているものもありました。まぁ、生き物ですからどうしてもそういった株も出てきますよね。農協で株の交換も出来るようなのですが、担当者が誰なのか分からないのと、弱っているからと言っても死んでいるわけではないのでこのまま育ててみようと思います。

 

毎年、10株ぐらいはダメになりますから、そのくらいのロスは覚悟しなきゃって感じですね。

 

定植後、トンネルビニールに土をかけているとき、スコップの先が硬いものにぶち当たったのでなんだろうと掘り起こしたら・・・ハウスの残骸のスクリュー杭が出てきました。土の中の残骸はだいぶ取り除いたつもりでしたが、まだ残っているのもあるのですよねぇ・・・

 

すいかに手潅水をするために、軽トラに動噴を積みました。

新しいホースに変えてから、水漏れは無くなりました。まだマックスの圧力で使っていないので、ホースのねじれ部分で破れないかどうか心配なところもありますが、動噴のホース交換が自分で出来ることが分かったので、ホースを新調してよかったと思います。

 

明日からは次の定植に向けての準備と、手潅水を進めていきます。

無事活着したことが確認できるまでは、気を緩めることが出来ませんね。

 

それでは。

農地を借りる場合は将来規模拡大が必要なのかも考える

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畝立て中です。

 

先程、丘陵地支援センターから、池上周辺の梨畑を借りたい新規就農者がいるとのことで、うちが借りていた畑を地主さんから貸してもらえそうかという問い合わせがありました。

 

おそらくですが、地主さんは貸さないのではないかと。一つはあの土地自体を処分したがっていたので、賃貸となるとずーっと保有していることになります。梨畑をずーっと借りてくれるのであればいいかもしれませんが(その場合でも土地を買って欲しいというと思う)、急に梨畑辞めますって、私みたいな状態になると地主さんが梨の木を切る必要が出てくるので、そういう煩わしさが嫌なのだと思うのです。

 

で、池上周辺の梨畑を借りたいのは何故?と聞くと、共同防除があるからだとか。共同防除だとSSの購入をしなくてもいいので初期費用が抑えられます。共同防除費はどれくらいか?と聞かれたので、だいたい2反で年間16万円ほど。ただし、最近は農薬代が上がっているので、もしかしたら今年は費用が増えるかもしれないと伝えました。

 

で、一つ気になったのが、池上周辺で梨畑を借りた場合、規模拡大が難しくなるよということ。池上や加戸周辺は大規模農家や法人が土地を広げているので、規模拡大をしたくても農地がない状態になりやすいです。なので、丘陵地で就農したいのであれば、坂井市ではなく、あわら市の農地を借りた方が、まだ規模拡大出来るチャンスがあります。

 

農地を借りるときは、将来、規模拡大しなければいけないのかどうかも考えて借りる必要があります。

 

ちなみにですが、池上以外でも、SSの共同利用をしているところもあったりします。あわらでは、個人間で貸し借りをしているところもあると聞いているので、探してみるのもいいかと思います。

 

それでは。

農業しか職歴として書けない場合はハードモードになりやすいと思う

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梶の畑にいます。

今日の夕方に苗だしがあるので、それまで定植の準備と、その次の定植用の畝を作っていきます。

 

昨日、農テラスの動画を見たら、「職場差別について考える」というタイトルでした。山下さんが農テラスを作った目的の一つになるであろう農業のイメージを変えていくこと、実は農業とはビジネスに必要な重要スキルを複数使わないといけないので、ポテンシャルの高い人が育つのだよということを知ってもらいたいと、いつも以上に熱く語られていたのが印象的でした。

まぁ、そのきっかけになったのが、例の静岡県知事の発言なのですけど。😅

 

山下さんの話の中で、農業からサラリーマンに転職するときに作成した履歴書に、職歴で農業と書いたら面接の話が全然来なかったというのがありました。前職が農業という職業では書類審査で落とされてしまうということで、これも職業差別といえばそうなのかもしれません。ただ、個人的には農業というのは幅が広すぎて、採用担当からしたらどんなスキルを持っているのかイメージがつきにくいのではないかと思ったりします。

農業でも法人化したところの一部の部署に勤めていたら、例えば営業部であれば営業のスキルがあるのだなと分かるし、品質管理であればそれに付随するスキルがあるのだなと分かります。

農業全般と一括りに書いてしまうと、はたしてこの人はうちの社のどんな仕事が出来るのだろうか?となりそうな感じがしますね。

 

若い人には、まずサラリーマンや企業等の組織に触れられる仕事に就いて欲しいと個人的に思うのがそういうところで、最初から農業しかやっていないとこの辺りの感覚がわからなくなるのではないかと思うのです。一生農業で食っていくという覚悟があるのであれば別ですが、そうでない場合、転職時に何故、書類審査で落とされてしまうのかが分からないと思うのです。

 

山下さんのように下っ端からでも何でもやりますというやる気を猛アピール出来る人であれば、農業からスタートしても大丈夫かもしれませんが、多くの人は山下さんのようにはなれないと思うのです。

 

それでは。

施肥の続きです

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梶の畑です。

昨日の雨前に少しだけ施肥をしましたが、途中だったので、そのつづきからになります。

 

梶の畑はまだ砂っぽいので雨あとでもなんとか入れます。まぁ、場所によっては生みたいになっているところもあるのですが、全体的には砂っぽいところが多いですね。ただ、昨年の大雨の時にプールのような状態になったことから、表面だけ砂で、少し深い部分は水を通さない粘土になっているのではないかと思ったりします。なので、水捌けが良いとはあまり言えません。

 

トンネルビニールはハウス横を除いて、今の所問題は少なさそうです。家の横の畑のトンネルの一部が盛り上がっていたので、風でトンネル支柱が折れているかもしれません。土が乾き次第、折れた支柱を回収しようと思います。

 

今朝の株価はものすごく上がっていますね。ここのところ下がりっぱなしだったので、もう少し下がってくれないかなぁと思っていたのですが…😅

武田薬品は今日も順調に下がっている感じです。利回り5%を超えてきたら買ってもいいかなぁという感じですね。

…そこまで下がるだろうか?😅

 

それでは。

農業での代金前払いってなかなか思いつかないよね

雨が降り出す前に、梶の畑のトンネルビニールかけを終えました。

今は本降りの雨が降っています。とりあえずビニールかけが終わって、良かったです。

 


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今朝見た動画です。

農業での代金前払いのビジネスとしては、契約者へ定期的に農産物を届けるような、サブスク型のものが主流かなって感じですね。ある程度、消費者に認知されていなければ成り立ちにくいビジネスのような気がします。

 

前払いの大きな利点としては、動画でも説明がありますが、「代金の回収」が容易であること。それと「仕入れ→製造→販売→代金回収」という流れが「代金回収→仕入れ→製造→販売」という感じに出来るので、手元のキャッシュが大きく減るようなことが少なくなるっていうのもありますね。

 

農業で前払いって、「サブスク型」以外なかなか思いつかないので、「手元のキャッシュが大きく減らない仕組み」というのを考えたらいいのかも。

 

手元のキャッシュが大きく減らないようにするには、常に売り上げがあるような状態にするか、支出を限りなく無くすか・・・。農業の場合で福井県だと、白ネギの周年栽培だったら常に売上が発生してくるかなって感じです。ほかの作物だとどうだろう?ハウスでの栽培だと冬でも作れる作物がありますが、いろんな種類の作物を作る必要もあるし、作る順番によっては販売するものがない時期も発生しやすいかなと思ったりします。なので白ネギぐらいなのかなぁ…常に売り上げを上げようとするならば。

 

農業+何かだと常に売上が発生する感じも作れそうかも。よくいう6次化なんかがそうですよね。ただ、6次化はニーズがあるのかないのかを調べてからにしないと、作ったはいいが全く売れないっていう事態になりやすい感じがします。

 

支出を無くす・・・っていうのは難しいですが、農業の場合、支払いを遅らせるっていうのは出来そうです。JAでの支払いの場合だと、つけ払い(買掛)が出来るので、翌月支払にするとか、年末払いも出来た気がします。😅

あと、ポイントによる値引きを使って支出を抑えるっていうのも、支払いを減らすのに有効だと考えます。

 

それでは。

苗屋さんが変わるらしい

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梶の畑です。

これからトンネルビニールをかけていきます。

 

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ハウス横のビニールかけは完了。梶の2畝が出来たら、最初の定植分の準備が終わります。ただ、今16時過ぎなので、ビニールかけは途中までになりそうです。

 

午前中、修一さんが来て、今度のスイカ苗から運搬用のトレイが無くなるということで、ポットごと水につけるときに大変だろうから、余っているトレイを分けてもらいました。

トレイがなくなるのは、今年から苗屋さんが変わるからだそうです。夕方の苗だしになったのも、それがあったからかもしれませんね。近場の苗屋さんだと、日中の輸送によるダメージも少ないでしょうから。

 

以前の苗屋さんが、取引を辞めたがっているとの話を噂で聞いていたので、苗屋さんが変わったと聞いてとうとう来たかという感じがしました。苗を作れる農家さんが減ってきているので、もしかすると、将来自前で苗を作らないと、スイカが作れなくなるかもしれませんね。

 

それでは。