休憩中です。
明日、大阪で農業人フェアがあるようですね。
ちらっとWebページを見ましたが、福井もブースを出しているようです。
農業がしたい人は、いろいろ聞きに行ける良い機会だと思います。ただ、農業の環境は年々悪くなってきているので、よほど計画を持って参入しないと、挫折することになると考えます。
農家の平均年齢が高いので、その人たちが引退すれば多くの農地が空くので、今が参入のチャンスと考えている人もいるかもしれませんが、現実はそんなに甘くありません。高齢の農家さんの多くは引退することなく、死ぬまで農地を手放すことはありません。引退を決意できる頭の良い農家さんは、すでに引退をしています。今、残っている高齢の農家さんのほとんどは引退するタイミングを逃して、ズルズルとやっている人が多い感じがします。
本来ならば、50歳を超えたら後継者に任せて、少しずつ仕事を手放していかないと、きれいに引退できないと思います。
農業人フェアでは、聞こえの良い話は少し疑いながら聞いた方がよいと思います。特にこれだけの所得がありますよという話は、あくまで例えと考えてください。実際の所得は自分の能力次第です。無能であれば、私と同じように全く稼げません。😅
各県のブースで聞くべきところは、どういったものが多く作られているのか、産地として認識されているのか。多く作られている作物は、その地域で作りやすい作物です。その作物が産地として有名であれば、販売もしやすくなります。
産地として有名なものがない場合、福井県がいい例ですが、販売がかなり難しくなります。その場合、近くに大都市があるかどうかを考えたらいいかもしれません。大都市が近くにあると、販路がいろいろあったりします。
…大都市の定義は難しいですが、政令指定都市と考えてもいいかもしれません。
あと、流通がしっかりとしているかどうか。イオン系のスーパーがたくさんある県では、イオン系の物流会社があったりするので、それを利用することで他県への出荷が出来たりします。
…ここまで書いてて、ぜんぶ福井無いやん😅
農業で生活するには、農作物を作れることも大切ですが、その農作物をお金に変えることができる手段があるかどうかになります。ちゃんとお金に変えられるかどうかを中心に調べると、就農後が上手くいきやすいのではないかと考えます。
それでは。