ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

人口が減るということは需要も減る

おはようございます。今から葬送のフリーレンを見て、落ち着いたら仕事に向かいます。

 

さて、昨日、福井の人口減少が加速している話を書きましたが、福井の農業のこれからにも関係してくるだろうと考えます。

 

就農して気が付いたのですが、福井の農業って、基本地産地消のような感じがします。つまり人口減少するということは、需要が減少するということ。

まぁ、日本全体が人口減少するので、世界に向けての販路を作ることが出来なければ、日本の農業の未来はないのですが、すでに販路を作れるところと作れないところの差が開いてしまっていて、なかなかその差を埋めることが出来ません。

今から新規就農を考えている人は、海外への販路を作れるか否かで、今後が変わってくるのではないかと思います。というより、検疫や規制が厳しいので、海外へ販路を作ったとしても、高価値の作物しか利益が出せないと思うので、8割方の農家はいずれつぶれていくだろうなぁと考えます。

 

日本政府はアホなのか馬鹿なのかがよく分からないのですが、その規制や検疫の緩和をしてもらうよう様々な国に働きかけをしたり、出来なければ補助金を交付して輸出しやすいようにしないといけないと思うのですが、出来ていませんねぇ。今後も期待できないので、自分で何とかするしか方法がないと思います。

 

ちょっと話が脱線しました。😅

 

福井の需要が減少するということは、野菜価格の低下は今後も続いていきます。もちろん、コストプッシュインフレが起きているので、他の要因に対しての価格が上がってきますから、店頭での価格は上がりますが、農家の売上は下がる傾向になるだろうと思います。

 

デフレスパイラルじゃないのですけど、物の価格が上がるけど需要がさらに下がるってどうゆうことよって感じですね。売れないから供給を減らす感じにはなるのでしょうが、他の要因で物の値段を上げなければいけなく、かといって需要が下がっているので、売れない・・・なんなんだ、これ。😅

 

どちらにせよ、内需型の産業・・・農業もそうですが、これからはかなり難しい感じになっていくと感じますね。

 

それでは。