ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

移住して農業したいのであれば大規模化する農家がいる地域は避けたほうが良い

おはようございます。

 

agri.mynavi.jp

朝起きて、たまたまスマホに表示されたお勧め記事を読みました。

 

農業の大規模化による人口減少というのは、一昨年ぐらいにアメリカのとある大学の論文で発表されたと聞いたことがあります。その大学名が思い出せないので、未だにその論文を探し出すことが出来ていないのですが・・・😅

 

でも、まぁ、単純に考えれば、大規模化するということは機械化・効率化をしていくことになるので、働く人はそんなに必要じゃなくなるということ。働く人が必要でないのであれば、自然とその地域から人が離れていくのは当然の流れではないかと思います。

 

これって、今の加戸や池上がその状況になりつつあるなぁと考えていて、将来も農業を続けていけるのは一部の大規模化した農家・法人だけになると思います。

 

ただ、加戸や池上が農業をしている経営者のみ残るのかといえばそうではなく、農業をしない人も残ります。これは何故かというと、近くで大きな工場があったりするので、人が集まりやすい環境ですから、農業以外の仕事も生まれるからだと考えるのです。

 

しかし、年々、仕事は減っていくと思いますので、人が減っていく流れは変わりません。

 

で、移住して新規で農業を始めたい人にアドバイスをするならば、大規模化する農家がいる地域は避けたほうが良いと考えます。坂井北部丘陵地では加戸・池上周辺は大規模化する農家がほぼ決まってきているので、土地が空いていたとしても移住しての新規就農者が入り込める余地がありません。

 

坂井市で就農するのであれば、砂丘地、三里浜になってきます。ここも大規模化する農家さんが出てきていますが、何故か、新規就農者が入りやすい地域です。考えられるのは、何らかの理由で規模拡大が難しく拡大に時間がかかるからなのか、それとも別の何かで規模拡大を抑制しているのか。

 

ともかく新規就農者がたくさんいる地域では、新規就農者を受け入れやすく、また人を育てる環境も生まれやすいと感じます。地域に農業をする人が増えれば、地域や環境に対する意識も高まります。

 

逆に地域に農業をしない人が増えたら、地域のことについては生活に関わることのみに関心が向くことになります。加戸では住民で田んぼや畑の環境維持をやっていますが、将来的には大規模化する農家でやれっていう話になっていくだろうなぁと感じますね。

 

それでは。