ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

農業を辞めることを含めた今後の話をしてきました

午前中、農林事務所に行ってきました。

これからのこと、農業を辞めることも含めた話をしてきました。

 

農業を辞める場合の最大の障害となるのは、補助金の返還。どのくらいのお金を返還しないといけないのか、分からないので調べてほしいっていう話をしました。

 

今現在で就農後2年と5か月。

今年中に離農すれば、おそらくですがカレッジ研修中の補助金も返還対象になってくるはずです。来年になれば返還対象から外れますが、今年の経営開始型の150万円が増えてしまいます。使わなければいいのですが、現在の赤字分で相殺されてしまうので、150万円もまるまる返還対象になってくるはずです。

 

怖いのが、設備で利用した補助金。これも返還対象となるのであれば、軽く1500万円ぐらいになってしまいます。まぁ、すべての資産を売却(減価償却分ぐらいで売れたら)して、生活保護に切り替えるのであれば出来なくもないと思いますが、かなり制限が出てきてしまいますね。

 

プラス、公庫からの借り入れの返済もしていく必要があります。およそ1000万円。ここまでくるとお金が足りなくなります。

 

まぁ、調べてもらってからの結果を見てから、離農するべきか否かを判断したらいいのかなって感じです。

 

離農しない場合は、池上・加戸での生産をやめて、梶一本で作物を作っていくことが、周りに影響を与えずに農業が出来るかなって思っています。やはり目に付くところで農業をしているといろいろ言われてしまうのと、病気が発生すると「うつる!」と言われちゃうのがオチなので、病気が発生しても影響が少ない人里離れた場所に移動したほうが良いと考えるのです。

 

梨は完全に撤退します。今日は農林事務所に三輪さんがいなかったのでちゃんと話せなかったのですが、来年末の土地の契約は更新しないというのは決めました。

後継者となる人がいるかどうか、これから探してもらうことになります。もし仮に来年からやりたいという人が現れたら、今年の11月ごろでバトンタッチ。誰も現れなかったら来年の10月末で契約解除っていう形になるかなと思います。

 

気がかりなのは、今年春に設置した防鳥ワイヤーをどうするのか?っていうところですね。後継者が現れたら問題はないのですが、いなかった場合、設備の購入に補助金が入っているのでペナルティがあるはずなのです。これについては、正直に梨畑をやめるきっかけとなった一言「(私に)近寄らないでおこう」といった農家さんの名前を上げさせてもらおうと考えています。

 

池上のスイカ畑が荒らされた件について、農林事務所からこれは人の仕業ではないのか?という話が出ました。人の仕業だと、かなりやっかいですね。

まぁ、最近いろいろあるので、嫌がらせを受ける心当たりが多すぎて何ともしょうがないのですが・・・。

 

とりあえず防犯カメラを事務所から借りることになりました。

 

それでは。