ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

市場減少が確定している産業の担い手であるより持続可能な経営者を目指すべき

おはようございます。今日は夕方に集まりがあるので、それに間に合うように仕事を進めていきます。

 

さて、昨日、農林事務所から「新規就農者交流会の開催」についてのお手紙を頂きました。

交流会をするのはいいのですが、普段、顔を合わせない人と会っても、会ったという事実が出来るだけで、何か意味があるのかな?ということで、農林事務所に実際に何をやるのか?ということを問い合わせたのです。

 

プログラムはこんな感じ。まず、意見発表(意見?)、プロジェクト発表って何をするの?って聞いてみたら、青年農業者クラブっていうのがあってそのクラブの発表らしいです。

 

その次にレクリエーション(?)。何かゲームをするらしいです。😅

うーん・・・

 

それって、集まるだけの会じゃないの?どうせやるのであれば、参加者が何か発表(もしくは発信)出来るような集まりにしないと、意味ない気がします。

 

また、参加者同士の交流会というメインは18時からで、有料です。

誰が来るのかもわからない会に1万円近くを払えるアホがいるのかな?😅

まともな経営感覚を持っている人は、そんなお金、払いませんよ。そう考えると、ムダ金を出して参加する人は、頼まれて参加された方か、もしくは無能かのどちらかになるよなぁという感じですね。

 

まず「農業の担い手としての自信と誇りを培う」という目的に対して、そもそも「農業の担い手」って何なのかっていうところを考えるべきなのではという気がします。

個人的には農業とは職業・働き方の一つであって、自信と誇りを持つものではないと考えます。変に自信と誇りを持つから「食料自給率を上げるんだ」とか「農家が高齢化して日本の農業がヤバい」っていう、自分でどうにかできるレベルをはるかに超えるぶっ飛びの考えが生まれてしまうと思うのです。

 

まず考えるべきは将来人口が減って市場が減少していくことが確定している産業の「担い手」になるのではなく、生活出来るように持続可能な状態にいかに持っていくかです。そのための経営的技術研鑽になる集まりであるならば、有意義だと考えますね。

 

それでは。

 

余談。

電話で「無料の部分を参加してみてから、良かったら来年は有料の部分も参加してみようって考えたらいかがですか?」って返されたのですが、私、この交流会って結構な頻度で参加しているのですよね。

で、何でわざわざ苦言を言うのかというと、新規就農者に無駄な時間を使わせているところで問題があると考えているからです。時間を使うのであれば、何か得られるものがあるようにしてほしいなぁと思うのです。(無駄だったという感想が得られるっていうのは無しで。😅)