梨畑にいます。
今日は寒いです。梨枝落としもあとわずかで、4月までには余裕で間に合いそうですね。
鍋会について、何故やるのか?という目的があった方がいいのかな?なんて考えたりもしました。1番の目的は私がやりたいからで、そのほかは取ってつけた感じにはなるのですが😅
参加費が無料なのは、お金に余裕がない人でも参加しやすくしたかったから。先日の新規就農者交流会は参加費が1万5千円と、かなり高額で参加できそうな人が限られていたと感じます。就農前の研修中や就農直後の売上があまり伸びていない時期は、お金がないことも多く、新規就農者交流会という名の割には新規就農者が参加しにくい感じがするのです。
現に参加していた研修生の多くが4Hクラブに所属している人で、参加補助がある人です。これじゃあ、就農時点のスタートでかなり差がありすぎます。
で、だいぶ前の福井県への陳情で話はしなかったのですが、本当は新規就農者を福井県に呼ぶのであれば、出来るだけ機会の平等を考えて欲しいと思うのです。福井県へ誘うだけ誘っておいて、新規就農者のイベントをすると思えば、高額の参加費で参加を躊躇させる…移住したらほったらかしと言われても仕方がないと思うのですよ。
あとね、行政だけでなく、本来なら地域の農業リーダーが率先して人を育てていくべきなのに、頑張っているのは、問題意識を持つ、園芸大会で評価されないような農家ばかりです。これっておかしくない?って個人的には思ったりするのです。
まぁ、評価されてもあくまで飾りなので、それ自体には何の価値も意味もないと言われればそれまでなのですが、人を育てようとしていないのであれば、新たな人を呼んではいけないと感じるのです。また売上や規模を拡大出来る農家のみを残して、あとは廃業させていくことが、結果的には不幸になる人が減るのではないかと思ったりもするのです。
…だいぶ話は脱線してしまいました。😅
ということで、鍋会をやろうとしたのは、先日の新規就農者交流会の参加費が高額すぎるというところで、腹が立ったのがあります。なので、とにかく無料にして、参加しやすいようにしたいという思いがあります。
ただ、鍋会の案内を送ってから、参加できませんという返事の理由で、アルバイトや仕事が忙しいというのがあって、実は参加費を無料にしても参加への敷居はかなり高いことであるということに気づきました。お金の心配だけでなく、気持ちや時間の余裕がなければ、参加することが難しい感じです。
なかなか私の中で解決方法が見つからず…悩んでいたりします。
それでは。