ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

就農後3年たっても生活が苦しいのであれば農業はやめるべき

おはようございます。

先ほど薬屋のひとりごとを見てました。

 

お金と時間と心の自由って、ある程度リンクしている気がします。

とはいえ、どこまであれば足りるのかというラインが設定できなければ、いくらあっても無駄というか足りない状態になりますね。

そのあたりは個人の価値観というか、ポリシーみたいなのをしっかり持たないと何ともならないなぁ・・・と思ったりします。

 

私の場合、収入は少ないですが、かなり満足できる生活を送っています。満足できるレベルというのを低く設定することで、無駄に稼ぐ必要もないし、余計な時間をかける必要もない。満足できていたら心も安定します。とはいえ、不安材料があれば、心がざわつくことも出てくるので、それをどれだけ減らせるかがカギになってきますね。

 

「足るを知る」これが非常に重要で、これが分からなければ、1000万稼ごうが1億稼ごうが、満たされることはありません。現状に満足することは良くないと言われることもありますが、上を目指すことで余裕がなくなるのであれば、悪い方向にしか行かない気がするのです。

満足できている環境で、さらに良くしようとするのであればいいのですが。

 

農業で生活できないっていう人の相談を受けることもあります。そういう人に対してよく言うのが、農業を辞めるもしくは農業をする時間を減らして、別の仕事で稼ぎなさいと。自分を犠牲にしてまで農業なんてする価値無いですよ。

 

補助金を貰っている間は、補助金で生活を賄いながら、農業を続けたらいいかと思います。農業をちゃんとしないと補助金が打ち切られることもあるので、打ち切られないようなレベルで頑張ること。

 

補助金の返還義務期間が終わるまで農業を続けていないと、補助金の返還を求められることがあります。補助金の支給が止まってから返還義務期間が終わるまでは、小さく農業を続け(2a程度で一作だけでいいかと思います。あまり減らしすぎると注意があるかもしれませんが、そこまでは大丈夫だと考えます。)、他の仕事で稼いで生活を安定させます。

 

補助金の返還義務期間が過ぎたとき、それまで農業で生活出来ていない人は農業から完全に撤退したほうがいいです。家庭菜園レベルであれば支障はないかもしれませんが、農業をすることで時間を無駄にすることになります。それよりも他の仕事で稼ぐようにしたら、生活が安定すると思うのです。

いつか農業で生活できるようになる・・・という考えを持つかもしれませんが、いつかは来ません。就農後3年経っても生活が苦しいのであれば、絶対に農業は向いていないので辞めるべきなのです。(特に今の補助金だと就農後3年までの支給なので、判断は早めにしたほうが良いです)

 

それでは。