ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

農地はある・・・らしい。

明日は天気が荒れるみたいですね。

 

さて、夕方に以前「柳澤に農地を売るな」っていう話で問題になったことで近くの農家さんが話をしに来ました。個人的にはだいぶ忘れていた話なので、え?今頃?って感じがしたのですが、このブログを読んだ人が回りまわって話がその農家さんに伝わっていたみたいです。

 

柳澤に農地を売るなっていう話は、農林事務所に話はしていて、それ以降はあまり触れていません。で、個人的には、これを解決したいとかそういう話ではなくて、まぁそんなものでしょっていう感じに、今は思うようにしています。(だいぶトーンダウンしますが)

 

なんか農地を売るなって言った相手に謝らさせるとかいう話になったのですが、う~ん、おそらくですが、これって結局、謝まられたところで解決しないし、しょうがない気もしますね。

で、実のところ、私自身どうしたいのかもよく分かっていませんし。まぁ、このブログを見て怒っている人がいれば、それはそれで仕方がないし、時間が解決する話かな、なんて感じます。

 

んで、少し気になることを農家さんは話していて、新規就農者が就農できるための農地が無い件について。その農家さん曰く、農地はあると。それ以上に農地を売りたい人が多くいるという話だったのですが・・・。

 

農地を売りたい人がいるといっても、新規就農者で農地を買えるだけの余裕はあまりありません。また農業をはじめてやる人は特にですが、農地を購入したとしても、それをちゃんと維持管理できるか不安な場合もあります。

なので、新規就農者でいきなり農地を買う人は少ないかと思います。

 

個人的には農地があるのであれば、丘陵地支援センター(砂丘地であれば砂丘地支援センター)に連絡をしてほしいのです。農家さん同士で話をつけてしまうから、農地があるのか無いのかが分からなくなっている気がします。以前、園芸タウンの話にも出ていた農地情報の集約化っていうのはそういうところだと思っていて、結局は行政から見えない空いている農地があっても、見えないのだから農地はないっていう話になると思うのです。

 

あと、研修生が農地が見つからなくて独立就農をあきらめたとしても、大規模農家さんがいるのでそこで雇ってもらえればいいっていうことも農家さんは話していたのですが・・・。

 

本人の希望で雇用を選んでいるのであれば、それはいいかもしれません。独立就農のつもりで来たが土地が見つからないとか、そういう場合で就農をあきらめ、雇用に切り替えるっていうのは、本当に本人が望んだことなのか。っていう疑問が個人的にはあるんです。

 

また経営計画で経営を安定化するために必要な農地の面積が出てきますから、それを確保できない場合は、本人の技術以前の問題で、いずれ詰むことになると思うのです。それが見えているはずなのに、何故助けない?

 

いや、それって本人の努力の問題でしょ?っていう人もいるかもしれませんが、いやいや、そもそも新規就農者を受け入れている割には、研修後については放置になっている感じがします。

 

私も本来であれば、農地が見つからなくてフェードアウトする可能性があったのですが、こういう性格なので、悪いことも全部オープンにすることで、助けてもらえた感じです。逆に反感を買うことも多いですが、何も発信しない新規就農者ほど、自然消滅しやすいのではと感じます。なので、個人的には生き残りたければ敵を作る覚悟でないとと思っています。私のような感じではない新規就農者・研修生には、受け入れたところがちゃんと面倒を見てあげないとダメだと思うのです。

 

何か間違っているやろうか?

 

うーん。