ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

短果枝が出来る新梢管理にはタイミングがある

雨が上がりました。夜中はものすごい横風の雨が降っていたみたいで、窓を閉め忘れたところが水浸しになっていました。

 

さて、昨日はほぼ家での作業。夕方からノソノソと外に出て、梨の提出書類を出しに行ったり、カレッジの先輩とラーメンを食べに行ったりしてました。

 

梨の書類を提出しに行ったときに、たまたま朝倉さんと会い、いろいろと話をしてしまいました。梨の話ばかりですが、梨の話をしているとき、朝倉さんの顔がものすごく生き生きとしていらっしゃったので、やはり梨が好きなんだなぁ~と感じました。

 

朝倉さんとの話の中で気になった話を忘れないように書き留めておきます。

 

まず人工授粉をすると摘果が楽になるという話。人工授粉は狙った花にだけ受粉をさせていくので、受粉させていない花はそのまま落とせることができるそうです。摘果の一番難しいのはいい実を選択すること。これが一番時間がかかり、難しいのですが、人工授粉の場合は受粉させた花があらかじめ分かるので、選択をする時間が減ることになります。

すいかとの作業の兼ね合いもあるのですが、来年は少し挑戦してみたいなぁと感じました。

 

次に新梢管理。短果枝を作っていくには、花の満開時期を知る必要があるとのこと。これ、初めて知りました。花の満開日を記録して、そこからだいたい45日ごろまでにピンチしていくと短果枝になっていくそうな。花の満開日はちゃんと記録していなかったので、だいたいの感じでしか満開日を把握できていませんでした。来年はきちんと記録しなければいけませんね。

でも、だいたいの日が分かればある程度出来るとの話なので、今年はブログや日誌の記録を頼りに新梢管理をやってみようと思います。

 

あとあきづきの話。今年短果枝があまり出来なかったので、花がほとんどありません。あきづきに短果枝をつけていくには、上の新梢管理ともう一つ長果枝の誘引を斜めにしてやると自然と短果枝ができやすいんだとか。これ今からでも出来るかな?あとで修正してみよう。

 

最後に適切な伐根の時期はあるのかと聞いてみました。すでに株だけ残っている場合は、作業の合間に抜いてもいいみたい。ただ、株の横に新しい木を植えている場合、伐根作業で隣の木の根を痛めてしまう恐れがあるから、やはり秋に作業するのがいいかもとのこと。ということで、秋に株を抜いてみようと思います。

 

どうやって株を抜くの?っていう話が出たのですが、私が今回挑戦するのは、ハイリフトジャッキで株を持ち上げる方法です。最近YouTubeで木の伐根の動画を見ているのですが、ハイリフトジャッキを使ったやり方を紹介しているものがいろいろあったので、それを真似してみようかと。

 


 

上の商品ですね。チェーンブロックで引き上げる方法も考えたのですが、梨棚があるので、やぐらを立てるのが難しいし・・・となるとハイリフトジャッキでの伐根が一番実現性が高いかなって感じがします。

 

重機を使ったらもっと早いと思うのですが、梨棚に入れる重機を貸してくれるところが分からないっていうのもあります。

 

それでは。