梨畑にいます。
コンフューザーを設置しました。
設置の間隔は、外周を五マスおき、それ以外は6〜8マスおきにしました。
最初は6マスで設置していたのですが、途中足りなくなる感じがしたので、間隔を広げました。来年は最初から7マスおきだとちょうどいいかもしれません。
視察の話の続きです。
選果場を見せてもらった後、梨畑を見せてもらいました。畑は団地化してて、天井までネットを張っている状態です。これはカラス避けもありますが、蛾等の虫対策でもあるそうです。青色のネットは通常の防風ネットですが、白色はさらに細かい網目になっていました。
このネットは冬場、雪が降るので端に丸めて片付けるそうです。ネットは真ん中で分かれていないので、端から丸める必要があり、かなりの重労働ではないかと想像します。説明してくれた農家さんは家族総出でネットの開閉をするのだとか。1人でネットの開閉をしている方もいらっしゃる様ですが、かなり大変だと感じました。…私は絶対にやりたくないなぁ😅
梨畑は、ネットで完全に遮断されているので、写真のように、ネットを持ち上げて圃場に入る必要があります。
雑草が生い茂っていますが、これはハダニ対策でわざと生やしているのだとか。作業の邪魔にならない様に背の高い草が生えない様、背の低いクローバー等の種を撒いて生やしているそうです。
長野県の試験場で、梨やりんごの紋羽病対策で、芝生を植えるという実験をしているとネットで見た事があって、クローバーも芝生と同じ効果があるんじゃないかと個人的に考えています。
現在の作業は摘芯と摘果。それでもかなりの数の実をつけている感じです。
昨年、マグネシウム剤を葉面散布したところ、玉数が多くても肥大化が出来たので、今年は散布回数を増やしているそうです。
また、施肥量は毎年土壌調査をして、最適な施肥料を計算しているそうで、各圃場ごとに施肥量が違うのだとか。少ない面積でもたくさん収穫できる理由はここにありそうです。
SSです。防除は共同防除みたいです。SSは防除以外にも受粉作業にも使っているそうです。
圃場の外には憩いのスペースらしきものがありました。
ひとまずここまで。続きはまた今度。
それでは。