ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

和同産業のロボット草刈機「クロちゃん」について、いろいろ聞いてみたよ

梨の講習会で披露されたロボット草刈機の話です。

 

www.wadosng.jp

 

頂いたパンフレットの写真をスキャナーで取り込んで貼り付けようと思ったのですが、勝手に張り付けるのはまずいかなと思ったので、和同産業さんのロボット草刈機のページをリンクしておきます。

 

名前は「KRONOS」なので、おそらく「クロノス」でいいのかな?じゃあ、クロちゃんにしておこう。

 

クロちゃんは、実はミーモ君を購入するときに比較検討していました。スペック的にはそんなに変わらないですが、値段がクロちゃんのほうが安いので、すごく迷ったのです。でも、一番近い営業所が長野県というところで、何かトラブルがあった場合の対応に不安があり、ミーモ君を選んだって感じです。

 

今回、実演会で説明していただいた和同産業さんからいろいろ聞いてみたいことがあったので質問してきました。

 

まずはやはりトラブル等の対応についてです。聞いてみると、どうもJAからロボット草刈機を買うことができ、JAと提携している農機具屋さんでトラブルの対応をしてもらえるということなので、これはミーモ君やばいぞって感じですね。

 

以前、ホンダさんが来られた時にJAが販売やトラブル対応の窓口になれないかっていう話をしたのですが、いろいろ問題があるようです。

 

JAが窓口になれるのであれば、ものすごく農家としては助かりますね。

 

ロボットに使用しているタイヤ3つは共通のものなので、交換しやすそうです。方向転換は前輪での方向転換という話でした。どのような仕組みになっているのか分かりませんが、ここは少しウィークポイントかな。方向転換用のモーター等がある場合、故障時のリスクが増える気がします。またモーターを多く使うということは消費電力も増え、重量も増えてきます。ミーモ君の場合だと、おそらく後輪の2つに移動用のモーター、あとメインの刈刃回転用と、刈位置調整用モーターって感じでしょうか。重量はカタログ上ではミーモ君のほうが軽くなっています。

 

刈刃は2枚刃。クロちゃんのほうがミーモ君の刃よりも長くて幅が広いブレードです。また厚みがあるので、多少の衝撃でも折れないのではと思います。ミーモ君は薄い刃なので、コンクリートブロック等で簡単に折れてしまいます。ここはちょっとショックでした。またカタログ上でのパーツ代もミーモ君より安いですね。

 

最後にどこまでの広さに対応できるかですが、カタログ上ではクロちゃんは3反、ミーモ君は4反です。ところがクロちゃんの場合、充電ステーションの位置によって対応できる広さが変わってくるとのこと。どうも充電ステーションとクロちゃんが無線で通信していて、その通信が出来る範囲内でないと活動できないようなのです。その距離が約100m。無線状況によってはさらに短くなることもあるのだとか。

ミーモ君は充電ステーションから延びるエリアワイヤーから発信される磁場の強さで充電ステーションとの距離を測っているので、充電ステーションの位置で活動する範囲が変わるといったことはなさそうです。

 

・・・でも7反ほどの敷地を草刈りするクロちゃんのYouTube動画があった気がするんだけど・・・

正方形の7反であれば、一辺が84mほどなので、敷地のど真ん中に充電ステーションを設置すればいけそうですね。

 

そんな感じでした。

それでは。