ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

丘陵地の梨は、将来行き詰るかもしれない

ということで、タイトル通りの話をします。

 

今回の総会の最後に、今年のカレッジ梨コースの研修予定者が0人になった話を聞いて、ちょっと坂井北部丘陵地の梨が将来行き詰る可能性が出てきたなぁと個人的に感じました。

 

まず、池上も加戸もそうなのですが、これから先、設備の更新をしていかないと産地の維持が難しい状況です。特に棚の更新やSSの更新は早急にしないといけないのですが、その更新にかかる費用の大部分は市や国の補助金を当てにしています。ところが、その補助金の支給条件としてあるのが、産地を維持するために現在の面積を維持すること。

 

これね、実は私が梨辞めますって言ったら、すべて終わりだということ見えてくる話だったりします。まず、私が梨を辞めるとなれば、地主さんは梨を切ることは間違いないないだろうし、その時点で現在の面積が維持できないことが決定となります。つまり補助金が支給されないということ。

 

で、カレッジ梨コースの研修生がいないということは、仮に私が辞めるっていう話をしたときに、代わりにやってくれる人が見当たらない可能性があること。うーん、これはものすごくスリリングな状況になっているかも。😅

 

池上だけが補助金が出ないっていう話であれば、池上だけの問題で済みそうですが、補助金は加戸と池上(というより坂井市内)で合わせて考えているということなので、池上の面積が減れば、加戸にも影響が出るようです。

 

まずは私の動向次第で加戸や池上に補助金が下りない可能性があるってことの話。次は丘陵地全体で後継者が見つかりにくくなっている話。

 

カレッジ梨コースの研修予定者が0人というのもあるのですが、梨をやりたい人がますます減っている感じです。というより、やってくれる人を探している梨畑を見てみると、結構荒れていたりで、こりゃ、やりたい人がいてもやりますって手を上げないわなぁ・・・😅

 

うちも黒星病がひどく、おそらく赤字になることは間違いないだろうから、やりたい人はまず現れないだろうし・・・

 

なんかね、今の日本の少子化による人口減少問題と似てて、もうすでに手遅れな状況になっている感じがしてしょうがない。😅

 

どうなるんだろう?というより、どうしたらいい?俺。😅

なんかドキドキしちゃうんだけど。(*ノωノ)

 

それでは。