やはりインボイスの仕訳、かなりややこしすぎます。😅
インボイスを発行しない事業者からの請求に対して、3年間は本来支払う消費税の80%をみなし消費税として控除してよいというルールになっています。
今回、はじめてのインボイスなしの請求書は、梨生産組合の請求書。
組合費戸数割と組合費反別割は消費税非課税取引になるので、消費税の計算はしません。問題は共同防除費中間金です。
共同防除費中間金の中身は主に農薬代や燃料代です。本来ならば個別の内訳を示してほしいのですが、まぁ、難しいでしょうね。😅
で、今、消費税は8%と10%の複数税率になっていますが、8%は食料品と定期購読の新聞のみなので、10%として計算をします。
通常だと以下の通り。
(借方) (貸方)
農薬費 89,306 未払金 98,236
仮払消費税 8,930
これだとインボイスが必要となりますので、インボイスなしのみなし消費税として処理をする場合は、私は以下のようにしました。
(借方) (貸方) (概要)
農薬費 91,092 未払金 98,236
仮払消費税 7,144 80%控除対象
私のやり方以外にも、決算の時に雑損失として仮払消費税から経費として処理する方法もあるようです。
一旦、今まで通りの消費税として処理をしてから追加仕訳をする方法もあるようです。
勘定科目に未払消費税として追加して、仕訳をする方法もあるようです。
https://www.itac-g.com/contents/useful/InvoicetsuushinVol.5.pdf
仕訳しやすい方法を個々見つけるしか無いですよね。😅
それでは。