ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

消費者が売るものもあるのね

久々のしっかりとした雨が降っています。すいかにもいい雨になっているのではないかと思います。

トンネル作りはまだ途中までしか出来ていません。まぁ、土曜日定植分のトンネルだけはかけ終わっているので、あとはぼちぼちやっていきます。

 

昨日、ちらっとれいわ新撰組の街頭演説の動画を見た時に、インボイスについての新たな情報があったので、少し書き留めておきます。

 

インボイスによって、免税事業者から仕入れたものについて経費扱い出来なくなるというのは、だいたいの人が分かっていると思います。私も免税事業者からのものについては経費扱い出来なくなるという認識だったのですが、昨日の動画の中では実は消費者から仕入れるものがあって、それは免税事業者と同じ扱いになるものですから、経費扱いにできないっていう話でした。

 

消費者から仕入れるものというのは、例で挙げられていたのが「電気」。自宅の太陽光パネルで発電した電気を売った場合、当然、消費税が発生するのですが、消費者は消費税を納めていないので、そこで発生した消費税は電力会社でマルかぶりとなります。なので、せめてそうした消費税分を電気料金に上乗せしようと電力会社は動いているのだとか。

この話はかなり盲点で、全然気が付いていませんでした。😅

そっか・・・消費者自体が販売しているものもありますよねぇ・・・

 

こうした隠れ免税事業者というか分かっていなかった消費税を納めていない人や組織がまぁまぁいたりします。

例えば・・・

 

・サラリーマン(給与は消費税対象外なので、経費扱い出来ず)

・組合費(組合費自体は消費税対象外だが、農薬や設備の修繕費用等の課税部分もインボイス登録しないため、経費扱い出来ず)

 

今のところ、私が分かっているのはこれぐらいかな。

 

で、将来的には日本では正社員という存在が無くなっていって、すべての人が個人事業主として働くことになると個人的には思っていたりします。今は消費税10%程度なのでまだ笑えていますが、10%を超えてくると経費扱いが出来ないものの存在が、ものすごい重荷になってくると思いますね。

また組合とかそういった組織もだんだん解体されていくと思います。

日本全体で消費が出来ない状態になってくるので、企業も日本で売るよりかは海外へ売るようにシフトしていくのではないかなと感じたりします。

 

それでは。