ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

需要が供給を上回る日はまだまだ先だと思う

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ハウスに戻ってきました。ただいま12時前。

やはり今日は出荷できなさそうですね。先ほど荷受け場に連絡をして、明日の出荷にしてもらいました。

 

さて、こんな記事を見ました。

農家急減、迫るコメ不足<岐路の農 危機の食 農業基本法を考える>①:北海道新聞デジタル

 

会員じゃないので、最後まで読めなかったのですが、重要なのはグラフだと思ったので、そちらでちょっと話をしようと思います。

 

現時点では、お米の生産について、供給過剰状態になっています。なので、お米の価格は下がる傾向です。人口が増えていく見込みであるならば、供給過剰状態にしていても問題はないと思うのですが、人口がこれから減っていくと言うときには、需要よりも、供給量が低い状態にしておかないと、産業が維持できないと思うのです。

 

つまり、人口が減る以上、農家が減って当たり前です。

 

このグラフもかなり楽観的な感じで書いているような気がします。2025年で需要が供給量を上回るとしていますが、おそらく2025年でも供給量の方が需要より多くなると推測します。それはどうしてかと言うと、離農していくのは、小規模農家であって、大規模農家はますます生産量を増やすからです。

少なくとも、日本の近くで戦争が起きたり、パンデミック等で、物流が止まったりしない限りは、食料が全く供給されないと言う事態には陥らないと感じます。

 

それでは。