ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

集落を維持することより、集落を残したいという思いが必要な気がする

f:id:kadonoyanasan:20240704114556j:image

梶の畑です。

昨日の夜の雨は強かったですね。

 

f:id:kadonoyanasan:20240704115137j:image

今から防除です。

 

f:id:kadonoyanasan:20240704115200j:image

今回はダコ1000とバロック

ダコ1000は収穫3日前までです。念の為、JAに試し切りの積算温度を確認すると900度ということでした。現時点で770度ぐらいだったのであと4日後ぐらいかな?という感じです。

 

バロックはこれで最後。高い薬ですが、ハダニの発生を抑え込みやすいので、予防として使います。

 

昨夜はさばえのけものアカデミーのオンライン講座がありました。今回は年度初めということで、基礎編みたいな感じでした。

 

ただ、最近のトレンドなのか、人口減少社会で集落を維持していくには?みたいな話があって、その中でどんな選択肢があるのかシミュレーションしましょうというのがありました。

 

先日の農村プロデューサーでの話にもつながるのですが、個人的には集落を維持することを目的とするのではなく、集落を維持したいと思う人たちを増やすことが大切だと考えていて、今回、講義をしていただいた金沢大学の林さんの人が住まない集落の維持という考え方は、いずれ誰も維持しなくなるだろうなぁというように感じました。

 

やはりまずは人の気持ち、考えや思いだと思うのよね。地域や集落の維持はその次の段階である気がします。

 

個人的には、無理に維持するよりも、静かに自然に返していくことの方がいいように思えてなりません。自然に返すにしろ、人が作ったものは出来るだけ取り除いて。

 

それでは。