ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

補助金でハイクリブームを買うのは難しいのか

規模決定根拠の話の続きになります。
これもネギで就農予定の研修生が申請時に却下された話です。

農薬を散布するための乗用管理機・・・ハイクリブームを補助金で購入しようとしたところ、過去に就農した研修生でハイクリブームを購入した人はいなかったようで、何故ハイクリブームがいるのか?という話になったそうです。

ちなみにハイクリブームとはこんな感じのものです。

www.youtube.com

 

ハイクリブーム:農林業機械|株式会社丸山製作所

 

露地ネギの場合、機械化することで大規模化しやすいので、出来るだけ初期段階で設備投資をすることで規模拡大のスピードが速くなると思います。ハイクリブームも効率化には非常に有効だと思うのですが、なにせ今までの研修生でハイクリブームを申請している人はいないとなると結構、担当者を納得させるのは難しいかなって感じがします。

 

ただセット動噴で防除をした場合、10a散布しようとしたら、だいたい1時間弱かかるはずなのです。もちろんセット動噴をフルパワーにすればもっと早く散布可能だと思いますが、圧力が強すぎて散布竿をまともに持つことが出来ないのと、ホースを引きながらだと早く移動できないので、全体に散布するのは難しくなってくるかなと思うのです。

露地ネギで就農する人は、最低でも1haぐらいの面積をこなすかと思います。仮に10aあたり1時間で散布できるとすると、1ha散布するのに10時間かかります。うーん、現実的ではないと思います。(汗)

ハイクリブームで10aを散布する場合、近所のネギ農家さんの防除を見ていたら、だいたい15分程度で終わっている感じなのです。もっと短いかもしれません。仮にハイクリブームで1haを散布した場合、2時間半で散布できることになります。(圃場が離れていなければの話ですが)
※あっ、タンク量にも拠りますね。何回か薬剤を作る必要があるので、実際はもっと時間がかかりそうです。

じゃあ、今までに就農したネギ農家さんはどうしているかというと、ブームを借りて散布していたり、散布回数を減らしたりしている感じがしますね。

 

経営計画上、借入金を返済できるのであれば購入してもいいのではないかと思うのですが、ハイクリブームはちょっとしたトラクター並みの価格になるのでなかなか悩ましいところです。
中古でも補助金が使えたら、少しは選択肢が出来そうなのですが。

それでは。

お金持ちとは何だろう

アフィリエイトの練習に・・・(笑)
雨なので、昨日から読み始めている本です。まだ序盤ですが、読みやすい。

 


 

金持ち父さんの「学校はお金のために働くことを教えてくれるところだ」「お金が自分のために働いてくれる方法を学ぶのは、一生を通じての勉強」は、確かにそう感じる。学校で優秀な成績を取って、有名な学校を卒業してもお金で苦労をしている人はいる。もちろん知識や教養があることは人生にとって全然マイナスではないので、学校へ行かないよりも行った方がいいのだけど。

 

最近「お金持ち」って何だろう?と思うことがある。
友人が、”自分がお金持ちになったと思える状態は”というテーマで話していたことは、「コンビニの値札を見ずに物を買えること」らしい。彼が本当にその状態を目指しているのか分からないけど、私が思うお金持ちとは、たぶん使いきれないぐらいのお金がある人だと思う。

 

私はそういう意味では、お金持ちを目指しているんじゃないなぁと感じる。どちらかというとお金に縛られない生き方がしたいと思う。ただお金は力だと思う。お金が無ければ出来ないこともある。お金があることで自由を手に入れることもある。

 

お金持ちになっても、お金の呪縛から逃れられない限り、お金のために働くことになる。そんな呪縛から逃れるヒントをこの本が教えてくれそうな感じがする・・・まだ少ししか読んでいないのだけどね。頑張って読み切ろう。

それでは。

導入機械算出基礎とかいうファイルの存在を思い出し・・・少しいじってみた

補助事業の申請の中で、設備導入の規模決定根拠を出す必要があります。中でも乗用の機械(トラクターとか)の場合、導入機械算出基礎とかいう計算シートで必要台数を出していくことになります。

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導入機械の算出基礎

詳しい入力方法は農林事務所の担当者に聞いてもらうと早いのですが、簡単に説明すると、トラクター等の機械メーカーが出しているカタログスペックを元に、作業面積、作業速度、作業機の幅を入力し、作業効率、1日当たりの作業時間、作業期間(予定)、作業能率を入力することで、必要な導入台数を導くものです。

話が少し脱線してしまいますが、先日、水田でのネギ栽培で就農予定だった研修生が50馬力ぐらいの大型トラクターを購入予定として補助金の申請をしたそうですが、過剰投資だとして却下されたそうです。理由としては他のネギ農家さんはもっと馬力の少ないものでやっているとか、既存の古いトラクターは使えないのかとか・・・

 

で、そんな話を聞いたものですから、このシートの存在を思い出し、このシートで必要馬力とか出るのかな?といろいろ試行錯誤しました・・・が、結果はだめでした。
このシートで分かることは、この速度で作業すれば作業期間内に同じ性能の機械が何台必要になるかということだけでした。

 

高馬力にする理由としては、やはり作業するのに力(パワー)が必要な場所があるということ。高馬力にすればするほど、作業はスムーズにいきます。ただスピードが速くなるか・・・は、微妙ですが。高馬力にすることによるデメリットは初期投資が増えてしまうというところでしょうか。あと設備が大型化するので保管場所や狭い土地での運用が難しいといった問題も出てきますね。

 

で、話はまた脱線するのですが、トラクターの場合、過剰投資かどうかは、判断が難しいと感じます。ハウスがメインで50馬力のトラクターとかでしたら明らかに過剰投資と分かりますが、露地での場合、保管場所の問題と初期投資をどうするかだけの話の気がします。経営計画がしっかりして返済可能である感じであれば、初期投資の問題はクリアー出来るはずなのですが。

まぁ、そんなこともあったものですから、このエクセルファイルを思い出し、少し手を加えて公開します。良かったら使ってみてください。

drive.google.com

降水量自動抽出とありますが、作業期間中の作業可能日数を出すのに過去3年間の降水量を調べる必要があるのです。その調べるのを自動化したエクセルファイルになります。

 

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作業可能日数を調べる

エクセルファイルを開いて、「作業可能日数」シートを選択。黄色のセルに前年の西暦を入力してもらうと、自動で気象庁のデータベースから過去3年の降水量を取ってきてくれます。ただし、福井県坂井市三国町の観測地点のみです。
そんなに難しいVBAはあまり使っていないので、VBAのコードが読める人であれば、他の観測地点のデータも読み込むことは可能です。難しい人は私まで問い合わせてください。希望する観測地点に変更したファイルを送ることが出来ます。

 

それでは。

資金繰り表-エクセルファイルと余談-

資金繰り表のエクセルファイルを公開します。
あっ、書式のみです。実際の数値はご自分で入力してください。

drive.google.com

 

ファイルを開いてもらうと、たぶん分かると思うのですが、シート名が下の通りになっています。

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シート名

1~5年目までのシートと設定用シートがあります。
設定用シートでは、1年目の西暦を入れる欄と作物名を入れる欄がありますので、入れてもらえれば各シートに反映されます。

また6年目以降も作りたい!という人がいれば、5年目のシートをコピーしてもらって、シート名を変更し、コピーしたシートのA4セルの数字を変えてもらえれば簡単に6年目以降のシートが出来ます。(前年の残高をINDIRECT関数で引っ張ってきているので、シートを増やすのは簡単になっていると思います。)

うまく使ってもらえれば、経営状況の予測もしやすくなります。
今回、余計な機能は使っていないので、使いやすいように改造してもらってもかまいません。

もし、「こういうもの出来ない?」という要望があれば問合せください。問い合わせ先は、柳澤農園の問い合わせフォームからできます。

柳澤農園(Mailをクリックすると問い合わせフォームが出ます)

さて、余談です。
今回、資金繰り表の話をしたのは、今、就農準備をしている研修生で、日本政策金融公庫や福井県信連との話し合いがうまく行っていないという話を聞いてのことです。

私の時も、最初の公庫との話し合いの時に、かなり強い口調で「本気で言っていますか?」と言われダメだった経緯があります。あとで資金繰り表をもう一度見直してみると、借入金の返済をすれば生活費がほとんど無いことに気づきました。生活費のほとんどは、農外所得で賄えると考えていたので、話し合いの席で提出した書類には農外所得を反映していなかったのです。(農外所得は税金を源泉徴収されているため、確定申告時には反映しなくてもいい分、説明するのもややこしかったので。)

 

資金繰りで公庫や福井県信連が見る点の一つとして、「(借金を返済して)生活が成り立つのか」というところ。経営のシュミレーションをしていると意外と忘れる点です。ここがクリアー出来たら、市町と県の補助金の申請の内定が出た時点で話が進むかと思います。頑張ってください。

 

そうそう、最初にも話したかと思いますが、資金繰り表を作るにあたり大切なのは、今の生活にどれだけお金がかかっているのかを把握することです。大雑把でもいいかもしれませんが、せめて研修期間中は家計簿を付け、生活費の把握に努めるべきだと思います。また、お金を増やすという点でも支出の最適化が出来ないと、いくら売り上げがあってもお金は貯まりません。年収1000万円以上ある人でも生活が苦しいのは支出の最適化が出来ていないからです。逆に年収200万円以下でも最適化が出来ていたら、そんなに生活が苦しくはありません。収入を増やすより支出を減らすほうが簡単なので、まずは自分の状況を把握するところから始めていくことをお勧めします。

それでは。

就農地を決めるには

このあいだの飲み会で、今の研修生でまだ就農地が決まらない人がいるという話題があったので、少しだけ自分の経験をもとに話しようと思います。

私の場合、福井へ移住してどこで就農するかは全く決めていませんでした。やりたい作物もこれ!って決めていなかったので、最初の1~2か月はカレッジ卒業生の先輩に会いに行って話を聞いたりしていました。

まぁ、福井へ移住するきっかけを与えてくれた、カレッジ卒業生のMさんから「トマトはいいよ~」と勧められていたので最初はトマトを作ってみたかったのですが、トマトは遅くても2月中にはカレッジに入校していないと栽培できないらしく、4月入校の私はトマトを栽培することが出来ないので、何を作ればいいのかわからくなっていました。
(本当は1月に入校する予定だったのですが、交通事故で動けなくなっていたので4月入校になったのです)

そんな時に、友達がスイカの栽培をしていて、ほとんど何の作業もなかった私は友達のスイカのお手伝いをするようになっていました。そこから農林事務所の普及員の方がスイカの栽培をしている農家さんを訪ねて、分からない事とか聞きに行きましょうと誘ってくれたのが、現在の三国町加戸地域で、農家さんは将来私の里親さんになってくれる方でした。

イカ作りを教わるうちに”作ってみたい”という気持ちになって、本来ならば春に作るスイカを夏からハウスで作ってみることに。収穫は9月下旬だったのですが、その時はまだまだ暑く、収穫した小玉すいかをイベントで売ったら飛ぶように売れたのが印象的でした。
はじめて作物を作った(作れた)という嬉しさと、売れた!という驚きで、スイカを作っていきたいと思ったのです。

就農地を本格的に決めたのは、9月。普及員の勧めでスイカの栽培について聞きに行っていた、現在の里親さんがいるこの地になりました。

で、ここまでで何が言いたいのかというと・・・
私が就農地を選んだというより、人の縁で就農地が決まった感じがするのです。この地じゃなきゃこの作物は作れないとか、ここじゃなきゃ補助金がもらえないとか、ここじゃなきゃ土地が無いとか、そういったもので選んだというよりかは、この人に教わりたいとか、ここに住んでみたいとか、そういった要素で決まった感じがするのです。

今、就農地が決まらない研修生は多分、人を頼って流れに任せるということをしていないのではないかと感じます。良き出会いは良き結果を生み出します。今からでも遅くはないので、まずは身近な卒業生を訪ねてみてはどうでしょうか?何かきっかけが出来るかもしれません。
頑張れ。

それと・・・
10月下旬に、バスツアーがあるみたいです。

令和2年度 福井の園芸体感!バスツアーを開催します(10月24日~25日) | 福井県ホームページ

私もバスツアーに参加をしたのですが、その時に出会った卒業生の方の連絡先を聞き、福井へ移住後、その卒業生を頼っていろいろと聞きに行きました。
バスツアーではいろんな施設や圃場を見せてくれますが、本気で福井で農業をしたいのであれば、人との出会いを大切にしてください。バスツアーで見せてくれる施設や圃場は成功した企業や農家さんです。見ることであこがれや将来の目標になるかもしれません。しかし言葉は悪くなりますが就農するという最初のステップには何の役にも立ちません。それよりもいいなぁと思た人がいれば、その場で連絡先を聞くことです。大規模農園をしている企業の社長さんでも、成功している農家さんでも。
福井へ移住した時に彼らを訪ねてください。何かしらのきっかけが出てくるはずです。
とにかく連絡先を聞きまくること。これが大切だと思います。

もちろん私を訪ねてきてくれるのもいいですが・・・あまり参考にはなりませんので、悪しからず。(笑)

それでは。

資金繰り表の作り方-その10-

前回の続きです。

 

kadonoyanasan.hatenablog.com

 ここまでの支出予測を入力してみました。

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農業支出(収入未入力)

画面では細かいので見にくいかもしれませんが、何も収入がない場合、年末の時点で16,700千円ほど赤字になることがわかります。ここから収入の予測を入れていきます。
まず分かりやすい補助金助成金を入力していきます。

・園芸産地補助事業
・小農具補助事業
この二つの事業は、対象となる金額分が自身の通帳に振り込まれますので、設備等購入する月もしくはそれ以前に同額の金額を入力しておきます。

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入力例

・次世代投資資金
就農時45歳未満であればもらえる助成金ですが、支給は年2回に分けられます。市町によって実行月が変わるかもしれませんので、就農予定地が決まれば市町の担当者に確認を取ってください。坂井市の場合は、3月・9月が実行月のようです。

・就農奨励金
就農時45歳以上の場合、国からの次世代投資資金が使えないので、福井県独自の就農奨励金が出ることになります。こちらは、私自身もらっていないので、実行月や金額は不明です。

 

・家賃補助
45歳以上の県外出身者がもらえる助成金です。いちおう福井県の事業だと思うのですが、市町によってはもらえないという話も聞いています。これも年齢的に私は対象外になります。

 

・定住促進
・空き家活用
この2つの助成金坂井市独自のもののようです。他の市町ではまた別の助成金があるかもしれませんので、就農予定地が決まれば市町の担当者に聞いてみるといいでしょう。
坂井市の場合、この助成金の実行月は、3月、6月、9月、12月です。金額は空き家の家賃や状況によって変わりますので、これも担当者に聞いてみてください。

 

・各作物の売上
JAに出荷する場合は、出荷して2~3週間後に売上が入金されることがあります。それを見越して、だいたい出荷の1か月後に売上があるように入力していきます。
JA以外の場合は、出荷先に問合わせてみてください。

入力が終わるとこんな感じです。

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収入入力後(借入金未入力)

入力後、年末の残高を見てみると7,123千円の赤字です。このままでは経営が成り立たないので、資金繰りが黒字になるように自己資金を増やしたり、借入金を増やして調整していくことになります。
ちなみにですが、年末時点の赤字額をそのまま借入金額にすると、就農2年目の1月に再度赤字になります。次の売上が入ってくる月までの運転資金も準備しておかないと、大変なことになります。

あと忘れてならないのが、家計への支出です。今回、家計への支出はゼロにしています。しかし、ゼロのままですといずれ自己資金が尽きてしまうので、家計に支出が出来るだけの売上を確保しつつ、資金繰りが黒字になるような計画を立てていく必要があります。
さらにいうと、借入金を返済していけるだけの資金も必要になってきます。

これを5年分作ることで、公庫やJAバンク福井信連との話し合いもしやすくなると思います。

これでひとまず資金繰り表の作り方を終わりにします。
次回は、書き忘れていたことの補足と今回作ったフォーマットを公開したいと思います。
それではこの辺りで。

資金繰り表の作り方-その9-

前回の続きです。

 

kadonoyanasan.hatenablog.com

 共通経費の続きになります。

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補助事業等

今回も項目の説明をします。

 

・園芸産地補助事業
・小農具補助事業
私が申請した補助事業になります。園芸産地補助事業は農地や不動産を除く、設備の購入に充てる補助金で、小農具は文字通り小農具を購入するための補助金になります。
多くの研修生は園芸産地補助事業を利用するかと思いますが、中には水田で作物を育てる人もいるので、その場合違う補助事業を利用することになるかもしれません。自分が利用できる補助事業は何か、農林事務所の担当者と相談をしながら申請を進めてください。

小農具は県外から移住してきた人のみの補助事業になります。

福井県坂井市/新規就農者への支援について

各補助事業は、補助割合や上限額が違います。園芸産地は50%補助(市町で補助率が違います)、上限額はちょっと忘れましたが1.5千万円ぐらいだったと思います。(これも市町によって違うかもしれません)
小農具は補助率が50%で上限が50万円になります。

 

補助事業を使って物を購入する場合、対象に収まっている額を対象の欄に、収まらなかった額は対象外に入力します。
例えばですが、私の場合、設備等で総額10,642.5千円でしたが、補助額が1/2なので対象は4,837千円、対象外が5,805.5千円となります。
※千円以下の端数は対象外になります。
※税抜き価格で補助を申請しているので総額に対して1/2ではありません。

・消費税
課税事業者として税務署に申請していなければ必要がないかもしれません。
大きな設備等を買う場合、課税事業者として消費税を納める手続きを取っていれば、消費税の還付が受けられる場合もあります。またいずれ始まるインボイスで課税事業者になったほうが有利となる場合もあるかもしれませんので、消費税を納めることについて考えておく必要があります。

消費税は前年の預り金を税務署に納めるので、初年度はゼロになります。

・事業税
所得が290万円を超えてくると事業税を払うことになります。所得税と違い、青色申告特別控除が使えないので、注意が必要です。
これも消費税同様、前年の所得に対しての税金になりますので、初年度はゼロになります。

 

・その他
その他、支出がありそうなものを入れておきます。


・借入金
借金の返済額を入力します。
公庫で借りた場合、最大で5年間返済の猶予をしてもらえますが、初年から返済していく場合は入力していく必要があります。

それでは、この辺りで。