ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

妙な感覚

最近、自分の中で想定していた以上のことが起きているので、びっくりしている。
一番想定していなかったことは、無収入で作業も少ないのに心が焦っていないこと。これは本当にびっくり。

昔の私ならば、たぶん(収入がなく、このまま生活できるのだろうかと)焦っていたと思うが、最近は本当に焦らなくなった。強がりで言っているのかと思いきや、ある人に『(ほかの就農者と違って)あまり焦っていないね』と言われたことから、第3者から見ても焦りは少ないのだろう。

焦りがあまりないのは何故か。一つの理由としては、流れに任せられるようになったからだろう。一番大きな要因としては、やはり福井へ移住する前の交通事故。本来ならば死んでいたはずなのに生きていたというところで、何かが吹っ切れた気がする。
退院後、厄払いをしていなかったことを思い出し、近くの有名な厄払いの神社(土山の田村神社)にお祓いをしてもらった。それから不思議といいことが続いている気がする。運気が上がったというか、何というか。うまく表現はできないのだけど。

自分の中で、いいことが増えると自然と悪いことがかすんでくる。悪いことも結構あったはずなのに、なんかいい方向に向かっている(気がする)。
あと不思議とお金が寄ってくる感じがする。といっても、農作物をうまく作って、高く売れて収入が増えたって感じではない。むしろ農作物を作って売るのは、まだまだ下手。カレッジでの研修の時から常に大赤字だ。

お金が寄ってくるという表現も微妙なんだけど、家計簿をつけていると、何故かお金が増えている。もちろん助成金があるのでその分が増えているのもあるのだけど、減り方が、だいぶ少なくなってきているから増えたような感覚になっているのだろうかと。

ご近所の人から野菜やお菓子を分けてもらうことで、食費もだいぶ抑えられている。あと、妙に一日一日が短い。やりたいことがいっぱいあるのに、追いついていない分、余計なことにお金を使っていない気がする。もしかするとやりたいことをやるためにも、本当はお金を使っていかなければいけないのかもしれない。