ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

就農時の自己資金って生活費も含まれていたのね

お昼ご飯を食べたので、昼からはすいかの片づけの続きをしようと思ったのですが、雨が結構降っていました。この雨はありがたいです。これで大根への潅水はしなくてもよさそうです。

 

さて最近YouTubeで新規就農関係の動画を見てたのですが、どうも私と他の人との考え方というか認識が違うと思うことが出てきました。どちらが正しいのかは分からないのですけど。

 

その一つが『自己資金』について。私の場合、福井へ移住する前に農業で使える自己資金として200万円ぐらい用意していました。園芸カレッジへの入校の際、面談にて自己資金が『200万円』って話したら、少なくとも500万円無ければ厳しいとボロカスに言われちゃいましたけど。

 

で、とある動画を見ていたら『自己資金は400万円ぐらいないと厳しい』という話が合って、よーく聞いていたらその自己資金の使い道として当面の生活費も含まれていたのです。

 

あれ?自己資金って、事業に投資できる分だと思っていたのですが、もしかしたら私の考え方が間違っていたのかもしれません。とすると、福井へ移住する前に生活費としてキープしていたのが約150万円ほどあったので、全部で350万円。400万円には届いていないですが、そこそこあったんだなぁと、今更ながら思ったりします。

 

今もなのですが、事業をやるうえで生活費と事業への投資は切り分けています。というのも事業が失敗したときでも、生活費だけ確保できていれば何とかなるのではないかと思っているからです。生活費の収入は主に株式投資の配当とアルバイト代。あまり働いていませんが、今、だいたい月に(平均)12万円前後の収入があったりします。(アルバイトの量や投資先の企業の経営状況によっては収入が上がったり下がったりしますが)

※税務署の方が見ているかもしれないので補足ですが、非課税の収入(特別分配金等)もあります。なので、純粋に収入としてカウントするのは適切でないかもしれません。

 

事業(農業)においての収入は、売上と補助金補助金は就農後5年を過ぎた時点で無くなるので、それまでに売上だけで黒字を目指さないといけないのですが、なかなか厳しい感じです。(最悪、アルバイトを増やせば、借金は返せるのであまり焦ってはいないのですが、今後の不安になる点ですね。)

 

で、何が言いたいのかというと、出来たら生活費と事業(農業)に使うお金は分けたほうがいいという話です。一緒にしてしまうと事業の終わりが生活の終わりというとんでもないことになる恐れもあります。なので、出来れば就農を目指している人も自己資金は農業だけに使うお金として、生活費は自己資金とは別に取っておくということが、気持ちの上でも安心感が違ってくると思うのですよ。違ってたらごめんなさい。

 

それでは。